
ヨーグルトメーカーで細胞培養に必要な「恒温槽」を代替できるかもという話(未検証)
小さなバイオベンチャー企業「株式会社リーゾ」が、ヨーグルトメーカーを使って「恒温槽」という装置の代替に成功したそう↓
恒温槽は、培養細胞などを一定の温度で保温し、培養に適した環境にする装置です。
細胞培養には欠かせない機材です。

↑記事内で使用したのはタニカの「ヨーグルティア」。
↑6400円で購入したと書かれていますが、執筆時点では14000ちょっとまで値上がりしています。
ブログの中では、ヨーグルティアを使って乳酸菌の培養に成功しています。

↑中身は大きめのディッシュ6枚くらいが重ねて入るくらいの大きさだそう。
Shojinmeat Projectがやっているような動物細胞の培養では、さらに小さいディッシュを使うので、このサイズならイケるかもしれません。
注意点として、タイマーが最大48時間しか設定できない(=連続48時間しか保温できない)という点がありますが、動物細胞の培養では1〜2日に1回培養液を必要があり、恒温槽から取り出す機会があるのでその時にリセットすれば大丈夫でしょう。