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1~2歳児に役立つ育児哲学

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1~2歳児のお子さまの育児に役立つ、育児哲学の記事をまとめたマガジンです。
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#子どもの成長記録

「子どもがいる人ほど幸福度が低い」問題は「哲学」で解決できる【育児哲学#29】

今週、子どもをもつ親たちに衝撃的な記事が話題になりました。 子どもがいる人のほうが、そうでない人に比べて幸福度が低いことが拓殖大学准教授の佐藤一磨さんの研究で明らかになったとのことです。 具体的な原因として子どもを持つことによる金銭的・時間的・肉体的な負担と指摘されています。 また、それは高齢になった親でも生活満足度を低下させるとの指標も出ています。こちらの原因もシンプルで、教育費による経済的な負担が大きく、貯蓄や資産の減少からくるお金の不安からきています。 こちらの

イヤイヤ期にうける理不尽さは、ただ幸せになりたい子どものサイン【育児哲学#8】

・2~3歳ぐらいの子どもは精神的に未成熟 ・理不尽な行動もすべては子どもが幸せになりたいから ・怒りをおさえ、子どもにもわかりやすいように落ち着いて注意しましょう すべての人は、 幸福になることをさがし求めている。 それには例外がない。 ◆フランスの哲学者 パスカル『パンセ』引用 なぜそんな行動をとったのか。なぜそんなことを言うのか。他人の言動に関して「理解できない」と思う場面は、人づき合いをする中で多々ある。しかし、相手がどんな言動をとろうとも、その動機はひとつ。つま

子どもにはたくさんの「驚き」をあたえ「興味開発」をしてあげよう【育児哲学#7】

・驚きは「すでに知っているものとの差異」 ・驚きしかない幼少期には、たくさん驚きをあたえてください ・「驚きと感動」が「興味」になり「チャレンジ」するか考え出します 驚きが有益であるのは、 それまで知らなかったことを わたしたちに学ばせ「記憶」に とどめさせることだ。 ◆フランスの哲学者・数学者 デカルト『情念論』引用 人が何かに驚くときは、「異常さ」を感じたときである。たとえば、見たことのない深海魚の見た目に驚くのは、「自分が知っている魚」と比べて「異常さ」を感じるか

子どもの「遊び=学び」、「ゲーム」も4つのルールを決めて学習に【育児哲学#25】

【哲学】 遊びによって人は(…) 自己抑制の教訓に耳を傾けるようになる ◆フランスの哲学者・批評家・編集者 ロジェ・カイヨワ『遊びと人間』引用 ゲームや試合などの「遊び」は、基本的に「勝利」を目指すのが前提だが、その中で思いがけない「敗北」を味わう経験にもなる。ルールに従うこと、チームメイトを信用することはもちろん、敗因の分析、次の勝利にこだわる努力や意思・・・。私たちは、「遊び」を通してさまざまなことを学ぶことができる。ときには思い切って、気の向くままに遊ぶのもよい。

新米パパは「新入社員」なので先輩ママの指導と謙虚さを忘れずに【育児哲学#24】

【哲学】 自分の商売や出世のためなら、 誰でも大いに努力する。 しかし、自分の家で 幸福になるためには、 何もしないのが普通である。 ◆フランスの哲学者 アラン『幸福論』引用 たいていの人は、ビジネスで成功するための努力を惜しまない。けれどもビジネスと同じように、パートナーや家族との関係を良くするために努力を惜しまない、という発想ができる人は少ない。家族では何もせずに幸せでいられることが理想とされるが、そう簡単な話ではない。「親しき仲にも礼儀あり」と言われるが、幸福な家

たった1つの方法で、子どもの不機嫌を解消する【育児哲学#6】

・子どもの不機嫌の要因は3つ ・すべての不機嫌において対処方法は1つ「原因を早めに断ち切る」 ・他の方法として「ほかに楽しい提案をする」は最終手段 不機嫌というものは、 結果であると同じ程度に原因である。 ◆フランスの哲学者 アラン『幸福論』引用 嫌なことがあると、結果として不機嫌になる。しかし、不機嫌は単なる結果で終わらずに、新たな嫌なことを引き起こす原因へと変わる。たとえば、ネガティブなことばかり考えて常にイライラしていたら、他人とのあいだに無益な争いを生んでしまう

イライラするのがあたりまえな子育てを楽しむためには【育児哲学#4】

・予定通りにいかないのが子どもで、いちばんのストレス ・心の余裕をもつにためには人に頼って余裕をつくる ・心の余裕をもって偶然を楽しめる親になろう われわれは心を柔軟にし、 予定したことに過度に 執着し過ぎないようにしなければならない。 ◆古代ローマの哲学者 セネカ『生の短さについて他二篇』引用 「これこそが正解である!」「これ以外はあり得ない!」と、ひとつの答えに執着しすぎることは、心の平静を奪い去ってしまう。予定したことに執着しすぎると、偶然というものに対応できなく

育児は「善い」も「悪い」もない、つねに「最善」を想像するだけ【育児哲学#2】

・昔は「善い」とされていた育児方法でも現代では「悪い」とされることがある ・時代や環境によって「善悪」の基準は左右される ・つねに「想像力」を持って「最善」の育児をこころがけよう 何がよくて、何がわるいのか。 それは、まだ誰も知らないのだ。 ◆ドイツの詩人、哲学者 ニーチェ 『ツァラトゥストラ(下)』引用 何が「善い」ことで、何が「悪い」ことかはわからない。戦時中は「善い」とされていたことでも、現代では「悪い」とされる常識など、多々ある。「善悪」の基準は時代によって左右