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5~6歳児に役立つ育児哲学

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5~6歳児のお子さまの育児に役立つ、育児哲学の記事をまとめたマガジンです。
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#パパの子育て

”おもちゃをねだる”子どもの心理は「所有物」と「親の愛情」の確認【育児哲学#36】

公園の砂場で遊んでいる他の子のおもちゃを欲しがったり、きょうだいのおもちゃをうばい取ったり。 子どもが少し大きくなると、今度はおもちゃ屋さんで買って買って!とダダをこねる・・・。 他の子のママや、周りの目が厳しくなってストレスを感じることがあるかと思います。 年齢による差もありますが「おもちゃをねだる」子どもは「所有物」や「親からの愛情」を確認したい、という心理からおこることがあります。 他人のおもちゃや、お店のおもちゃをねだったりするときは、子どもの本当の欲求を落ち

「子どものウソ」に困らない!年齢別に対応するコツをかんたん解説【育児哲学#34】

人はウソをつきます。 ピノキオもウソをつきます。 子どもにウソをつかれたとき、親はどう対応したらよいでしょうか? 答えはひとつ。 怒らずに話を聞きましょう。 子どもがウソをつくのには、かならず理由があります。 その理由を聞くためにも、まずは子どもの話を聞いて味方になってあげましょう。 ウソをつくのは子どもが成長している証拠です。 「ウソをつくことは悪いことだ!」と決めつけないで、怒らず対応してあげてください。 ウソに関する哲学と、子どもがウソをついたときの親の対応

”やってるつもり”育児パパがママに怒られる理由は話を聞いてないから【育児哲学#32】

世の「イクメン」パパ達に問う。 自分では「育児を頑張ってる」と思っているのになぜママに怒られるのか? それはママや子どもの話を聞いてないからだ。 夫婦のコミュニケーションは家庭円満の秘訣であり、女性としてママはとにかく話を聞いて「共感」して欲しいのです。パパは結論を急いではいけません。 そして、ママがいちばんして欲しいことは「子どもとの会話」です。 家事より、なによりも、子どもの話を聞いて欲しいのです。 一日に男性は8,000語、女性は20,000語を話すと言われて

哲学にしたがって子育ての「幸福」をかぞえあげてみる【育児哲学#30】

昨日の記事が(子どもの出産報告もあって)とても好評でした。 子育てにおいて「幸せ」を感じることはたくさんあります。 ですが、その「幸せ」は日常のなかにひそんでいて、たまにその「幸せ」の感覚があたりまえ過ぎてマヒしてしまうことがあります。 日常のなかにある「この子が生まれてきてよかった!」を思う瞬間を、この記事でまとめてご紹介したいと思います。 SNSやネットで子育てパパ・ママたちは、たくさん幸せの瞬間をつたえてくれています。 この記事をみている子育てパパ・ママたちも

育児ママを完全に休息させるには子どもを「パパっ子」にする【育児哲学#28】

「育児ストレス」として、いちばんの要因は「ママ個人の生活に制限がかかる」ことです。ママに休息をしてほしいパパや、休みたくてもうまく休めないママたちはたくさんいます。 そんなママに”完全休息”してもらうためには「パパっ子」育成が必要です。 ママが完全に休息するのはとてもむずかしいと思います。子どもが見える範囲にいないと、どうしても心配で休息にならないからです。ですが、子どもを”パパっ子”にすることで、信頼でき信用できる存在が近くにいることで心の休息もでき、パパが子どもと遊び

子どもに怒りすぎて自己嫌悪してしまうときの対処法は「認める」こと【育児哲学#27】

育児はうまくいかないことだらけ。ついイラッとして子どもにあたり、自己嫌悪におちいってしまうことがあります。 ですが、イライラは脳の「アラーム機能」。人間が生存するうえで必要な感情になります。イライラを認め、増幅するのをふせぐことが大切です。 この記事では、イライラしてしまうときに役立つ哲学と、イライラする自分の認め方をご紹介します。 イライラした自分と向き合えると、等身大の自分がわかるようになり「無理をしない家事と育児」ができるようになります。 【哲学】 われわれの内

自分らしく生きられる子どもを育てるには5つの欲求をサポートする【育児哲学#26】

「子どもには生き生きとした人生を歩んでほしい」と考えるのは、すべての親の願いでしょう。自らの力で生きたいように生きるためには、”自己実現”できる人になることが必要。 ビジネスでも使われる「マズローの欲求5段階説(自己実現論)」は、子育てにも活用でき、親として正しく子どもをサポートすることができます。 「マズローの欲求5段階説」は教員試験でも問題としてよく出されており、学校教育にも活用されています。 すべての欲求がみたされ「自己実現」ができた子どもは、親の欲求もかなえたい

子どもの「遊び=学び」、「ゲーム」も4つのルールを決めて学習に【育児哲学#25】

【哲学】 遊びによって人は(…) 自己抑制の教訓に耳を傾けるようになる ◆フランスの哲学者・批評家・編集者 ロジェ・カイヨワ『遊びと人間』引用 ゲームや試合などの「遊び」は、基本的に「勝利」を目指すのが前提だが、その中で思いがけない「敗北」を味わう経験にもなる。ルールに従うこと、チームメイトを信用することはもちろん、敗因の分析、次の勝利にこだわる努力や意思・・・。私たちは、「遊び」を通してさまざまなことを学ぶことができる。ときには思い切って、気の向くままに遊ぶのもよい。

不幸を口にする"毒親"は子供を不幸にする前にカウンセリングを【育児哲学#23】

【哲学】 悲しみというものは 毒のようなものだ。 毒を好むことはできるが、 それで気分が よくなることはない。 ◆フランスの哲学者 アラン『幸福論』引用 幸福になりたいならば、自分の不幸について他人に話さないことである。不幸話は毒だ。毒を好む人や、毒を楽しむ人もいるが、毒によって調子がよくなるということはない。毒は、調子をじわじわとむしばんでいくものである。 人の悪口や自分の不幸話を子供に聞かせコントロールするのは”毒親” 基本的に僕たち人間は自分を「いい人間」「正し

子どものタイプ診断は気休め程度で、ありのままを観察し発見しよう【育児哲学#22】

・先入観や思い込みは自分の世界と子どもの世界を狭くする ・目の前の子どもをよく観察し、理解しようとすることで、新しい発見を得ることができる ・子どもの個性はそれぞれ違うので、その子に合わせた対応を 私はただ 愛することによって 他の個性を理解する。 ◆日本の哲学者 三木清『人生論ノート』引用 先入観や思い込みは、目の前にあるものごとへの理解をじゃまする。「この人はこういうタイプの人だろう」「きっとこの映画もお決まりの展開なんだろうな」と、実際に中身を知る前に決めつけてし

子どもの「得意なこと」は「見つける・ほめる・感謝」で「才能」に【育児哲学#21】

・「得意なこと」は親の価値観や見る角度を変えれば簡単にみつかる ・  ほめる、感謝することで子どもは「快楽」を得て「やる気」を出す ・「得意なこと」を「夢中」にさせて才能開花 活動ぬきに快楽は生じず、 いかなる活動も快楽が完成させる。 ◆古代ギリシャの哲学者 アリストテレス『ニコマコス倫理学(下)』 音楽家が、優れた聴覚から心地よいメロディーを生み出すことには、一種の快楽がともなう。登山家が、鍛えられた脚力を使って高山に登頂することも同じだ。アリストテレスいわく、「快楽

子どもへの「無償の愛」と「自己犠牲の愛」は違うもの【育児哲学#18】

・無償の愛は自分の中の愛を与えるもの ・自己犠牲は心身共に削られるが、  自分のために、自己犠牲の精神を神聖化する人もいる ・いずれにしても、自己犠牲は削った愛を取り戻そうとする愛 与えることは犠牲を払うことだから美徳である、と考えている人もいる。そうした人たちに言わせると、与えることは苦痛だからこそ与えなければならないのだ。 ◆ドイツの精神分析学者・社会思想家 エーリッヒ・フロム『新訳版 愛するということ』引用 「相手に何かを与えること」を、「自分が犠牲を払うこと」だ

「子どもの可能性を信じる」という本当の意味【育児哲学#16】

・「信じる」ことは「証明する」こと ・子どもの可能性に期待するだけではなく、信じているならば実現するための行動をおこしましょう 信じるというのは、ただ「それが」 真実だと信じるということではありません。 それ以上、ずっとそれ以上なのです。 信じることを真実のことにするのです。 ◆オーストリアの精神医学者 V・E・フランクル 『でも人生にイエスと言う』引用 信じるというのは、可能性に期待を寄せることではなく、可能性を自ら実現させる、ということである。つまり、「意味がある」

子どもに「やる気」と「主体性」を身につけさせるには【育児哲学#15】

・「欲望」は具体的なアイデアを生みます ・思いつきだけで満たされる欲望はありません ・子どもがやりたいことがあればできる限りやらせてあげ、その中から「夢中になれること」を見つけ出し、「やる気」と「主体性」を育てていきましょう 欲望は盲目的なものになる一方で、 アイデアを刺激し、 それに推進力を与えることになる。 ◆アメリカの哲学者・教育学者 ジョン・デューイ 『経験と教育』引用 欲望は具体的なアイデアを生む。しかし、欲望がアイデアに転化されず、欲望のままで終わってしまう