僕は評価されていない教員。
自分が子供の評価をする立場になって、他人からの評価なんて、意外に曖昧で、具体性に欠けていて、その人物の一面的な部分だけしか捉えていないものであるということに気づきました。
よって人生において大切なのは他人からの評価よりも、「どれだけ自分が納得できたか」「どれだけ自分を評価できたか」なのだと考えています。
頭の中では。
悲しいかな、僕は頭では「他人の評価なんて」って思いつつもやはり他人からの評価がなければ悔しいし、悲しいし、自分の存在価値を疑ってしまいます。
僕は今回の人事で自分が評価されていないんだなと感じました。
①事実だけを述べていきます。
・今年度が始まる前、「来年度1・6年生じゃなかったら期待外れだった」という趣旨のことを校長先生に言われました。
・僕は来年度2年生の担任をします。
・3年目の僕のキャリアは今のところ、4・4・2年です。
・学年部は僕が一番年下で、他は退職前のベテラン先生です。
・同期がいます。彼女のキャリアは、5・1・6年です。
・後輩が2人います。1人は4・1年です。もう1人は3・5年生です。
②次に事実ではないけど、現場にある暗黙の了解みたいなものを述べます。
・有望な若手は1・6年生を任されること。
・ちょっと心配な教員は周りをベテラン教員で固めてもらうこと。
・2年生は初任の先生が最も入りやすい学年であること。
①、②を踏まえて解釈できること。それは・・・
今年度もやはり期待外れだったということです。そして、相対的に有望な若手とはみなされていないことです。
悔しいですが、納得しています。今年度の結果を見れば明らかです。学力テストの算数の点数は学年で一番低く(初任の先生がいたにも関わらず)、学級は落ち着きもなく、ザワザワしています。
そりゃあ、期待外れの結果ですよね。
それに対して同期は立派です。2年目にして1年生という難しい学年をやってのけ、重い校務分掌をこなしました。
もはや比べるのも恥ずかしいくらいです。去年校長先生に「差がついたね」と言われましたが、もっと差がついてしまいました。
そりゃあ、有望な若手じゃないですよね。
期待外れで有望じゃない若手というレッテル。管理職の先生はそんなつもりないかもしれませんが、僕は少なくともこのレッテルを貼られたように感じています。
そして、学年部の配置。僕以外超ベテランの先生です。
20代の僕と超ベテランの先生の価値観が合うかって言われたら・・・決めつけるのも早計ですが合わない確率が高いでしょう。
この人事の意図はきっと、 「もっとバランス感覚をもった価値観を身につけなさい」ということなのでしょう。
確かに自分は価値観が偏りすぎているなと自分でも思っていたので、とても良い学びの機会になると思っています。
ただ・・・。この配置には「Puを矯正しなくては」みたいな意図を感じてしまっています。管理職はそんなこと思ってないと思うんですけど、そう感じてしまっています。
これを踏まえて僕は・・・悔しい気持ちです。
この一年、本当に頑張ってきたつもりです(つもりかもしれませんが)。たくさん勉強して、たくさん試して、たくさん失敗して、たくさん反省して、またたくさん勉強して・・・。
頑張ったことは校長先生も認めてくださっていたけど結果が出なかった。それが悔しいんです・・・。
また悔しい気持ち以外に悲しい気持ちもあります。
学年部の配置についてです。先ほど「Pu先生を矯正しなくては」みたいな意図を感じるみたいなことを書きました。
確かに僕は欠点の多い教員です。自覚はしています。字は汚いし、整理整頓は苦手だし、叱るの苦手だし、色々雑だし・・・。そりゃあ矯正もしたくなります。僕が管理職でもきっと同じことをします。
ただ、矯正される当事者としては
「僕の個性は矯正されなきゃいけないものなの?」
という悲しい気持ちにはなってしまいます。
いやそうですよ!!どう考えても矯正しなきゃいけないんですよ!字が汚いところとか整理整頓とかできないとか!!
でもなんて言うのかなあ・・・・。分かんないです・・・😢人間って複雑です・・・😢
(ここで一旦下書き保存し、1日置きました)
改めてこの記事を見返すと、被害妄想がすごいことになってますね笑
とはいえ1日経った僕にも「自分は評価されていないんだなあ」というモヤモヤがまだ残っています。でも、だからといってやる気を失ったり、誰かを恨んだりっていうのは決してしません。
これから受け持つ子どもや、これからも一緒に頑張っていく先生方に超失礼だからです。他者に対する尊敬の念を欠いています。
僕のミッションは引き続き他人を明るくすることです。人に評価されてようとされてなかろうと、このミッションはぶらしてはいけません。
このミッション実現のために、焦らず、腐らず、精一杯頑張っていきます。
この頑張っているという姿勢は保護者の方にも伝わっていたみたいで・・・。
今年度一度もクレームを受けませんでした(シンプルに保護者がいい人たちばかりでした!!感謝です)。
電話越しに「先生で本当に良かったです」「子どもが毎日楽しそうで安心です」というお言葉を沢山いただきましたし、
「記念に写真撮ってくれませんか」みたいなことも言ってくださいました。
「姉と含めて十人の先生方にお世話になりましたが、先生はベスト3です」とまで言ってくださる保護者もいました。
そして一番嬉しかったのは
「そのままの”Pu先生”でいてください。」と言ってくださった方が何人かいらっしゃったことです。
字は汚いし、整理整頓は苦手だし、叱るの苦手だし、色々雑でダメダメなところがある僕を「そのままでいてください」と認めてくれる方がいらっしゃるという事実に、僕はすごく感謝しなくてはいけません。
なので、このような言葉を勇気に変えて、来年度も頑張っていきたいと思います!!
このような思いが薄れないうちに
もはや恒例となったアカウント名変更を行いたいと思います。
昨年度僕は以下のような先生でした。
「クラスのみんなに恨まれている先生」
「笑顔が気持ち悪い先生」
「死んでほしい先生」
「初任の子に2日で抜かれそうな先生」
「生き方が間違っている先生」
「クラスの学力を下げた先生」
「学級経営がうまくいかない先生」
「授業力がない先生」
「子どもと関係が築けない先生」
「子どもを置いてきぼりにしてしまう先生」
「同期に差をつけられた先生」
全部クラスの児童及び、同僚及び、管理職から言われたことでした。(改めて見るととんでもないですね笑)。
辞めてもおかしくない心理状況でしたが、「理想を諦めたくない」という一心で、頑張るぞ!という意味で現在のアカウント名(小学校教員2年目💪 がんばれT.Pu)になりました。
昨年度ほど追い詰められてはいませんが、今も同じような気持ちです。「誰になんと言われようと理想を諦めたくない」こんな気持ちです。
それを踏まえて考えたアカウント名は〜〜〜〜
小学校教員3年目😤 負けるなT.Pu
です!!👏
今年度受けもった子供達とのお別れが済んだら、このアカウント名にしれっと変更しておこうと思います!!
半ば愚痴みたいな記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!