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どんなBGMを付けようかで無限に悩んでる【ゲーム制作日記】

こんにちはtozicaです。
今日は金曜日!

この記事は、エロゲーとか作ってるクリエイターの制作日記です。
noteなので直接的なエロ表現はありませんが、えっちな話が苦手な人は気をつけてね。

注意書き

カナデエスケイプ

昨日は「カナデエスケイプ」の制作を進めました。

まず、戦闘時に奏ちゃんのライフがゼロになった時のドットアニメを作りました。
今まではここらへんの演出が何もなくて、すごい味気なかったんですよね。
戦闘エロを推すタイプのエロゲーではないとはいえ、このくらいはやっておきたいなーということで。

かわいそかわいい

あとは、BGM関係の作業を色々やりました。
FLStudioでBGMの作曲をやったりとか、それをゲーム内で鳴らすための仕組みを作るのにプログラム書いたりとか。

なので昨日は割と一日ずっとBGMに関して色々考えを巡らせていたわけなんですけども。
うーん、本作にはどういう感じの方向のBGMが適切なのか、未だによく分からないんですよね。
なんというか、わたしが今までの作品で作ってきたような、リズムや調性のはっきりした曲はたぶん今作には合わないんだろうなぁという雰囲気は、すごい感じる。

んで、なんでそう感じるのかをよくよく内省してみると、漫画のコマを読み進めていくっていう本作のゲームプレイにおける展開の切り替わりの速さに起因してるのかなぁって思うんですよね。
宝箱を見つけたと思ったら数コマ後にはもう部屋から出て先に進んでるし、その数コマ後には敵と遭遇して倒してるので、一個一個の展開に合わせたBGMを鳴らすには、尺が短すぎちゃう。
これはたぶん、いわゆるダンジョンクロウル系のローグライクで敵を倒すたびに勝利BGMとか鳴らしたりしないのと、根っこは同じなんだと思う。

とはいえ、じゃあそれらのゲームみたいにプレイ中の細かい展開は無視してフロアごとにBGMを設定しましょうってなると、うーん、それもそれで微妙なんですよね。
漫画という形で表現されてる以上、その中では奏ちゃんの感情描写とかも出てくるわけなので、奏ちゃんの感情や状況と無関係なBGMが横でずっと鳴ってるというのは、なんかBGMが浮いてる印象が出ちゃうわけです。

ゲーム内漫画の先達である「GRAVITY DAZE 2」とかがそこらへんどうやってるのかな~って思ってプレイ動画を見てみたりもしたんですけど、あっちはイベントシーンでしか漫画表現が出てこないから、普通にそのイベントに応じたBGMを鳴らせばいいんだよなぁ…。

今のところ一番マシっぽいのは、既存のゲームで言うなら「Ring of Pain」とか「Inscryption」の第一部みたいに、リズム感が希薄であまりBGMっぽくない、環境音楽っぽい方向性なんですよね。
ゲーム内のテンポ感を規定せず、それでいてゲームの雰囲気をふんわりと味付けしてくれるような。

ただ、これはこれで、やっぱり漫画の展開によっては不自然に感じることもあって、例えば敵と対峙してる場面とかでは微妙に浮いてる感じは否めないので、やっぱりベストな解ではない気はする。

そう考えるとあるいは、いっそBGMは無しでもいいのかなーとか思ったりもしていて。
今までずっとBGMの無い環境でテストプレイしてたから、それが耳に馴染み過ぎてただけかと思っていたけど、実はそれこそが本作における最適解だったのかも。
その代わりに効果音はなるべく増やすような感じで。
でも、うーん、本当にそれでいいのか……???


……そんな感じで無限に悩んでるんですけど、うーん、そろそろなんとかいい感じの結論を出していきたいですね。
今日もがんばって考えてみよう…。

おしまい。

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