海苔は少なく、適切な幅で【ゲーム制作日記】
こんにちはtozicaです。
今日は木曜日!
カナデエスケイプ
昨日は「カナデエスケイプ」の制作を進めました。
ついに3日目に突入してしまった局部修正の作業ですが、昨日のお昼にやっと完遂することができました。
Xのフォロワーさんに局部修正の参考になりそうな作品を教えてもらったりしつつ、何度か修正をやり直したりした末に、やっといい感じの修正ができた気がする。
今回、モザイクでない修正方法(白海苔・黒海苔)に初めて挑戦したわけですけど、いい感じに隠すにはなかなかコツが必要で、意外と苦労しちゃいました。
下手な隠し方をすると悪目立ちして、なんかすごい邪魔な感じになっちゃうんですよね。
ズームアップした場面では太めの幅の海苔で、ズームアウトした場面では細目の幅の海苔で…みたいな感じで場面ごとに適切な幅を選びつつ、なるべく海苔の数が少なくなるように配置していくのがミソなのかなぁ…って思った。
とにかく、ちゃんと隠しつつもいかに目立たせないかが大事なんだなぁ。
そんなこんなで修正作業が終わったので、お昼過ぎには画像をまとめてDLsiteの事前審査窓口に送りました。
知らない人向けに説明すると、エロゲーをリリースする時の悩ましい問題として「配信プラットフォーム側が局部修正にOKを出してくれるかどうか」という話があるんですよね。
何も対策せずにいきなりリリースしようと思うと「このモザイクじゃダメです」とか言われたりして、リリース日が遅れたりする。
なので、こうやって事前にチェックしてもらうことで、リリース直前に慌てる羽目にならないようにするわけです。
そして窓口にファイルを送った数時間後には返信がきてたので、やっぱりDLsiteはこういう所が頼りになるなぁって思いましたね。
DLsiteの窓口関係の人、だいたいレスポンス早いし対応も丁寧な印象がある。
ちゃんと局部修正も問題なかったようなので一安心。
あとは体験版リリースに向けて、体験版用のビルドを作る作業をしました。
今度出す予定の体験版は、全5階層のうち2階まで遊べる予定です。
ローグライトとしての楽しさを感じてもらおうと思うとどうしても1階だけだとボリューム不足なので、2階まで遊べる方がいいかなぁと思いまして。
とはいえ、ゲーム内コンテンツの2/5を体験版で遊べてしまうというのもそれはそれで微妙なので、道中のコンテンツはある程度制限しています。
ある敵に負けた時に見られる敗北イベントが製品版だと3種類あるけど、体験版ではそのうちの1種類だけが見られる、とか。
2階には製品版だと4種類の敵が出てくるけど、体験版だとそのうち1種類しか出てこない、とか。
今までのクリエイター人生でこういう体験版的なものを作ったこと無かったんですけど、いざ作ろうとすると考えることがなかなか多くて大変だなぁって思いますね。
面白さのコア部分はちゃんと伝わるようにつつ、それでいてプレイヤーに満足させてもいけないっていう、微妙な塩梅を求められてる感じがする。
ローグライトだから余計に難しいのかも知れないですけど。
そんなわけで、だいぶ準備も整ってきました。
まだBGMが付いてなかったり、割と肝心な部分が手付かずなので、実際に体験版を出せるのはもうちょっと先になっちゃいそうですけど、どうにか今月中には出したいですね。
がんばります。
おしまい。