20/「いつかやりたいことはやらない問題」を解決する
ツイッターで#いぐちの1日1ポエムと称して、日々の気付きを投稿しています。その「ポエム」の意図などを、備忘録的な意味と、共感してくださるひとがいたらいいな、という目的で書き残していきます。はじめたきっかけなどはこちら
みなさん、世界の謎として有名な「いつかやりたいことっていつまでもやらない問題」にどう向き合ってますか?
第2象限にフォーカスせよ
ぼくの人生のバイブルは途中で挫折している「7つの習慣」という本なのですが、そこには【第2象限のタスクを進めなさい】と書かれています。
ここでいう第2象限ってなにかというと、左右に緊急度、上下に重要度とした場合、左上の部分「緊急ではないが重要である」領域を指します。
「家族と旅行へ行く」「英語を勉強する」「断舎離する」…などなど。いますぐやらなきゃいけないわけじゃないけど、確実にじぶんの人生を前にすすめるような目標がこの領域に書かれます。
で、ここにフォーカスしてゆけ、と著者のコヴィーは言うわけです。まずはじめにこの領域にあるタスクをスケジュールへ落とし込み、じぶんの時間を確保せよ、とコヴィーは書いているわけです。まさに。さすがコヴィーはいいことを言う。
第3象限より害悪なもの
第1象限の「緊急かつ重要」なタスクは、早急にこなすべきもので一致しますね。単純明快。そして害悪だとされるのが第3象限の「緊急だが重要でない」タスク。突然上司から、これやっといてと言われたから急ぎでやる、みたいなことですね。
わたしたちはときに緊急度に心を奪われ、重要度の尺度が失われることがあります。振り返るとかなりここに時間取られていますよね。
でももっと害悪なのが、解像度の低い第2象限だと思います。
この第2象限のタスクをやろうとして、リストに「家族と旅行に行きたい」と書く。「英語ができるようになりたい」と書く。
これ、なんかやれることありますか…?このままでは解像度が低すぎて、手を付けられないんです。手を付けられないってことは進まない。
で最悪なのが、解像度が低いままにしておくことで、達成できず、達成できないことで挫折を生むんです。これは地味に人の心にダメージを与えます。
どうせできないし。わたしなんか。
相当ポジティブ&楽天家なぼくですら、すこしずつぼくの心に影を落としている気がしています。広げようとする羽が小さくなっていくような、そんな感覚。
(緊急ではやい→緊急ではない の誤字です)
夢の解像度をあげよ
よく言われることですが、目標は行動可能、達成可能な粒度まで小さくしないと近づくことができません。とにかく目標に向かうまでのステップを細かく分割していく。
そんなことわかっていたつもりでした。やっていたつもり。
でも最初の夢や目標の解像度が低すぎて、その細かくしたステップがほんとうに意味があるのか、前に進んでいるかのが見えにくくなっていたんです。
いまさら気が付きましたが、まずは目標や夢を解像度高く、もっとありありと描くこと。そのときの様子を細かくイメージする。そこまで具体的になって初めて、こまかくしたステップが意味を持ち始めます。必要なスキルも目に見えてくるわけです。
(細かく書きすぎて見ずらい)
あらゆる場面で「目的から考えよう」と言われます。ぼくもよく言います。でも想像以上にじぶん自身にそれを適用できていなかった。真の意味で考え抜けていなかったことに気付きました。
たぶんこれは時間と手間はかかりますが、たのしい思考の時間だと思います。どこかでたっぷりと時間を確保して考えてみようと思います。みなさんもぜひやりませんか?そしてそれをシェアしていただけるとうれしいです。
*ちなみに文中でコヴィー博士を茶化してますが、むちゃくちゃ尊敬してますのであしからず。本は挫折してますけど。つまりは本を読んだあとのイメージが甘いので読了できてないわけです。
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