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仲良くなれるのは,熱量が似ている人
「ずーっとうまくいっている人」が苦手だ。
周りが見えていない、さらに言えば僕のような雑魚は視界に入っていないのだろうと、勝手に自虐の材料にしてしまう。話が通じないだろうなと感じる。そういう人とは初対面の数分で距離を取る(決して上から目線ではなく、自衛のために)。
逆に初対面で「仲良くなれそう」と感じて距離を詰めたくなる人もいる。そういう人の共通点を探してみた。
いくらでもありそうなものだが、これが意外と見つからない。共通の趣味を持っている人もいればそうでない人もいる。金銭感覚が似ている人もいればそうでない人もいる。
最近気づいた共通点は、「熱」の総量の近さである。
何に対する熱であってもよい。限局したいくつかのモノだけに大きな熱量を発揮する人がいるが、そういう人は熱の最大量(最大瞬間の熱量)が参考となる。
何をしても気怠そうな人とは仲良くなれないし、起きている間ずっと元気な人とも仲良くなれない。
一番魅力的に感じるのは「穏やかそうに見えて,実はアツい人」だ。特に自分がアツくなれる方向と同じ向きに,同じくらいの熱量を提示してくれる人。そんな人とは初対面であっても、話していて1分しないうちに「この人と友達になりたい!」と強く思う。相手もそう思ってくれることが多い(気がする、思い過ごしかも)。
自分は基本的に何に対してもアツくなりすぎて空回りする。そんな時熱量の近い人は一緒に空回ってくれるか,大きな声で笑ってくれる。クスクス笑いではなく,ケラケラ笑いだ。全く不快じゃない。きっと「分かる、分かるよ!」の笑いだから。
運良くそういう友人が何人かいる。自分は本当に恵まれている。
某芸人さんが、「記憶に残っているのは『どんな仕事だったか』ではなく『誰と仕事をしたか』だ」と仰っていた。なるほど、腑に落ちた。
少しでも楽しく快適に生きるコツは、自分と似たような熱量を持っている人を探して、そういう人たちとたくさん仕事をできるように努めることなのかもしれない。
そっか、みんなそのために頑張ってるのか。
世界の解像度がまた少し上がった。