JR塩尻駅


2024.04.13
JR中央本線の塩尻駅にやって来た。塩尻駅は、基本JR東日本・JR貨物の駅であるが、JR東海の路線も乗り入れ、JR東日本とJR東海の境界駅の一つでもある。JR塩尻駅では2022年、新駅開業40周年・塩尻駅開業120周年を迎えていた。


これを記念し、「塩尻駅新駅開業40周年・塩尻駅開業120周年イベント」を開催していた。塩尻駅は昭和57年に駅舎を現在地に移転し、翌年の塩嶺トンネルの開通により東京・名古屋・辰野方面と松本方面を結ぶ主要駅になっていった。


日本で唯一の駅ホーム内にあるぶどう園があることでも有名であった。駅の3・4番ホームにブドウ棚があり、昭和63年に塩尻のぶどうとワインのPRの一環として植えられ、塩尻市内のワイナリー従業員、JR職員、市内ボランティアが中心となって栽培を行なっていて、ぶどうは2種類でナイヤガラとメルロで、メルロの方だけは市内のワイン醸造会社に引き取ってもらいワインを醸造されていた。


駅構内のぶどう棚とそこで収穫されたぶどうで作られたワインは世界にも例がなく、アメリカやオーストラリア、台湾、ドイツなど世界各国のメディアに紹介されたこともあり、秋にはぶどうの香り漂うベンチで電車を待つのも風情があると言われている。残念ながらブドウのなっている時期では無かったので確認しには行かなかった。


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