井川駅 大井川鐵道井川線 終着駅
2024.07.14
次は、大井川鉄道の駅で、是非行ってみたかった井川線の終着駅井川駅に初めてやってきた。
この駅は、1959年(昭和34年)8月に開業し、1971年(昭和46年)4月に当駅 - 堂平間廃止により終着駅となる。
千頭駅から先の大井川鉄道は、井川線と称し、線路幅はナローゲージという狭い線路幅になり車輌もコンパクトになり、可愛らしい車輌になります。さらに山奥に登るため、線路と車輌にはアプト式と呼ばれる歯車を噛み合わせて急勾配を登る装着がついています。
元々大井川鐡道はこの井川駅から歩いて見に行くことが出来る井川ダムを建設するために作られた鉄道で、井川ダムは1957年に竣工された日本最初の中空重力ダムで、中部電力が発電用に建設したものです。
こうして初めて井川駅にやってきて思うことは、駅構内はとても綺麗に整備されているが、堂平方面の鉄橋は取り外されていた。更に鉄路の表面にはさびが目立ち、ここは既に廃駅になってしまったのだろうか、疑心暗鬼となっていた。
この駅には、1日2便の列車が到着していた。①11:04着→12:15発、②14:10着→15:15発。
せっかくこの井川駅まで来たのだから、中部電力井川ダムへ行ってみよう。すると井川渡船の案内板があったが、本日便は終えていた。次回訪問することがあれば、廃線小道や夢の吊り橋などを観光したいですが、ただ、食事をする所やコンビニエンスストアなどは無いので行き当たりばったりの訪問は危険である。