熱さましやむくみ解消にオススメ ~ナス~
皆さん、こんにちは。
今週はナスについてです。
旬を迎えるにはまだ早い食材になりますが、色々な効能を持っているため面白い食材だなと思い取り上げさせていただきました。
ナスの薬膳的効能は多くあり、
・体の熱を冷ます
・血の巡りを良くする
・腫れやむくみを取る
・胃腸の機能を高めて、健康にする
などが挙げられます。
詳しい内容については後述いたしますので、読んでいただけると嬉しいです!
1. ナスの効果
ナスは中医学では、理血類とよばれる分類に属します。
五味五性:涼、甘
帰経:脾、胃、大腸
働き:清熱活血止血、消腫利尿、健脾和胃
これだけだと私もさっぱりです(笑)
ちゃんと調べると、働きに繋がる作用が3つありました。
①身体を冷やす作用
②血流の改善作用
③脾と胃の機能を高める作用
これらの①~③の作用が、それぞれの働きへと繋がることがわかりました。
清熱活血止血:熱を取り、血流を改善することで瘀血により出血を止めることができる。①、②の合わせた効果でした。
消腫利尿:血流を改善することで、全身の巡りがよくなり、結果として尿を排泄する方向へ働きます。余分な水分が出ていくので、むくみの改善となります。②、③の効果でした。
健脾和胃:脾の作用を高めることで、胃の運搬作用が高まり、全身の巡りがよくなります。その結果食欲不振や膨満が改善していきます。③の効果でした。
このように、ナスには大きく分けて3つの効果があり、それぞれが合わさった形で症状を改善していることがわかりました。
しかし、デメリットもありまして、食べ過ぎると体が冷えすぎてしまうという側面もありました。
「秋ナスは嫁に食わすな」という言葉もありますが、これは女性の身体を冷やしすぎない意味が含まれているのだと思います。
個人的には、焼きナスをショウガ醤油で食べるのが好きなので、気を付けないといけません(笑)
2. オススメ調理
イタリアの家庭料理の一つの茄子のパルミジャーナをお勧めします!
焼きナスとチーズの合わせ技はたまらんですね!
3. まとめ
今週はナスについて取り上げさせていただきました。
ナスの薬膳的効能は多くありますが、大きく分けると
①身体を冷やす作用
②血流の改善作用
③脾と胃の機能を高める作用
上記の3つが主な作用となっていました。
身体がほてってしまう時やむくみがあるときにはお勧めしたい食材になります!
しかし、食べ過ぎると体が冷えすぎてしまうという側面もあるので、冷え性の人や妊婦の方は注意が必要なのでご留意ください。
今週の薬膳は以上となります。
最後までありがとうございました!
これからも皆様の役に立てる知識を共有できるように頑張ります!
スキやフォローで応援いただけると嬉しいです!
よろしくお願いします!
株式会社豊田HPはコチラから↓