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【12月の誕生石タンザナイト②】
どうも!!
とよぴーです!!
今回は、
タンザナイトの
成分・産地・亜種・取扱の注意
についてお話していきます!
1.鉱物の成分・物性
![画像11](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63629920/picture_pc_e8527a8490b9924eca2a92f5fb176768.jpg?width=1200)
成分
Ca2Al3(SiO4)3(OH)
アルミニウムとカルシウムの化合物
結晶系:斜方晶系
硬度:6-7
比重:3.35
色:青、青緑、青紫、紫
成分が、こんな感じですね。
ものによるんですけど
見る角度によって
色が変わったりするという性質があって、
ブルーとかパープルがかった
色の発色要因は、
微量のバナジウムによるものなんですね。
特殊な生成過程を経て、
タンザナイトができる前に
実はブローシュア―ガーネットが
元々出来てたんですね。
岩石の温度が低下している段階で
地下からマグマの熱水が入ってきて
一度ブローシュア―ガーネットが
分解されたんですよ。
また再結晶していく中で
ブローシュア―ガーネットの中にあった
バナジウムが入り込むことによって
ゾイサイトの中にバナジウムが入って
タンザナイトの青い発色が起こる。
かなりレアな出来事らしいですね。
他の場所では、地質学的な条件においても
産出が難しいと言われているそうです。
2.産地
![画像12](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63629991/picture_pc_efda0c22a3027b06da60a272a46007b8.jpg?width=1200)
産地:タンザニア
でしか、取れないっていうことです。
ただ、ゾイサイト自体は
他のいろんなエリアでも産出されますね。
3.伝承
![画像14](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63630035/picture_pc_b40ef23dad053cf6954a8ec82da751ae.jpg?width=1200)
タンザナイトは
歴史が新しい石なので伝承はなく、
12月の誕生石として
認定されている石でもあります。
12月の誕生石として
使われていることからも分かるように
誕生石って入れ替わったりするんですよね。
誕生石の特集もやろうと思っているんですけど
誕生石と自分の相性がどうこうって
あんまり関係ないのかなと…
でも、素敵で美しい、魅力的な石なので
タンザナイトが12月の誕生石って羨ましいな
とは思いますけどね。
4.亜種
ゾイサイトグループが亜種になります。
まず一つは、アニョライト。
![画像15](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63630060/picture_pc_003276e092687ceaf6391893e2b12f17.jpg?width=1200)
グリーンのゾイサイトです。
一番、一般的ではないかなと思います。
真ん中がレッドカラーなんですけど
ルビーなんですね。
よく「ルビーインゾイサイト」
と売られているものが、コレです。
本当に、よくルビーを伴って
産出されるんですよね。
![画像16](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63630074/picture_pc_51353885635110863b0bd8e6d4cc6048.jpg?width=1200)
ピンク~赤いゾイサイトっていうのが
チューライトって言われます。
次回は
タンザナイトの偽物や加工品について
お伝えしていきます(^▽^)/
![](https://assets.st-note.com/img/1642243812225-FuwUFWbtq6.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1642243826492-Oau08MbVNp.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1642243833948-eqKVBHW4FJ.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1642243842011-iBiXMU0S2X.png)