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ウーバー革命の真実 PR文章(Reinvent Project)

UBER革命の真実 (#UBER革命) の紹介文 加藤 豊紀

先日、私のGmailに #UberYearInReviewが届いた
2018年の使用レビューは、星が4.66。深夜帯の泥酔状態での利用や大きな荷物の運搬の際に使用する私にとってみれば、このレビューは悪く無いと我ながら思う。現在カナダ・トロント在住の私は、ウーバー(UBER)が合法化されてから、かれこれ3年ほど愛用して利用している。使用頻度で言えば、週に一回から二回は間違いなく利用していると思う。それほどのウーバー愛用家であるので、逆にウーバーを利用できない国に行くと不便と感じる様になってしまった。何故これほどウーバーを愛用する様になってしまったのか、答えはシンプルだ。「専用アプリが使いやすく、ストレスが無い。また従来のタクシーサービスに比べて安価でサービスが良いから。」これに尽きる。「uber革命の真実」著者の立入 勝義さんは、そんな私が愛して止まないウーバーに関して、ビジネスモデルとしての切り口、また実際に利用し、ウーバーの運転手としても経験されるなど、様々な視点からこのウーバーの革命に関して書き下ろしている。
まずウーバーとは何なのか。そしてAirbnb(エアービーアンドビー)やウーバーを始めとする、世界で今注目を浴びるシェアリングエコノミーとは何なのか。ウーバーというサービスは、労働者の視点から見ても魅力的なのか。またウーバーはタクシー業界を滅ぼすかもと言われている中で、世界各国はどう向き合っているのか、そして今後の自動運転の展開など、大変魅力的な著書となっているので是非手に取っていただき読む事を進めたい。

本書でも触れているが、従来のタクシーサービスとウーバーのサービスに関して、私が住むカナダ・トロントに置き換えてお話しをしたいと思う。カナダ・トロントのタクシーサービスは、金額の割にサービスは安定していなかったのが現状であろう。道を知らない運転手はいるし、高い可能性では無いが英語を聞き取れない運転手も存在する(これはカナダが移民国家である背景も多い。)、また乱暴な運転にも関わらずチップにケチをつけてくる運転手などもおり、まだ英語に慣れていない時期は大変だった思い出がある。だがそんなタクシーサービスに一石投じたのがウーバーサービスである。カナダ・トロントでは、ウーバーを正式に受け入れたのが2016年5月だ。それまでウーバーのサービスは開始していたものの、既存産業との対立があり議会で討論をされていた。ただ結果的に議会承認が降り、晴れてウーバーが合法的に解禁になったのだ。これには地元の住民をとても喜んでいた。冒頭の私のレビューが星4.66であった話になるが、ウーバーアプリ上では相互評価システムを採用している事で、サービスが雑な運転手に遭遇する事は稀だ。ただもちろんこれは相互評価システムなので、利用者である私も同じく運転手から評価される。ただ既存のタクシーサービスに比べると、清潔な車は当然で、丁寧な運転手は水や軽食なども車内で準備してくれている。またアプリ上で既にルートを示しているので、行き先や道の説明をする必要もない。この辺りがウーバーサービスを個人的に一番気に入っている点になる。「専用アプリが使いやすく、ストレスが無い。」と冒頭で記載したが、感覚的に使いこなせる点はアプリUIが大変に優れているからだろう。アプリ内で基本的に料金の支払いや上記相互評価システム、また目的地の設定などもするのだが、過去にアプリ使用で困った事は一回も無い。また「従来のタクシーサービスに比べて安価」だと書いたが、ウーバーは様々な料金体系があるので安く済ませる事も出来るし、逆に高価なサービスを受ける事も出来る。このサービス内容に関しては本書で詳しく書いてあるのでここでは割愛させて頂きたく。

海外在住者若しくは海外への旅行経験があれば、まだ日本で正式に解禁されていないウーバーのサービスを使った事のある方は多いと思う。実際、私が住むカナダ・トロントでは既に交通インフラとして欠かせないサービスになっており、短期滞在者でもある、旅行者、日本人駐在員、留学生やワーキングホリデーの若い方々も不便なく使っている。逆に公共交通機関が時間通りに来ない事も多いため、「ウーバー」の方が安心して目的地に着く最善のサービスかもしれない。もはや「ウーバー」という名詞は「タクシー」より良く耳にするし、普及している印象だ。まだまだ日本では規制などの関係で本格的な上陸は出来ていないが、本書を1人でも多くの方が読む事によって、その利便性が認知され、安全性に関する不安が払拭されることを期待する。そしてこれは決して日本にウーバーを参入するべきという事を決め付けている訳では無いと本書でも伝えている。日本の既存タクシー産業などは多様な市場ニーズに対して前向きな姿勢を見せているし、私も日本のタクシーサービスには一時帰国するたびに驚かされる。そんな素晴らしいサービスがある日本に、世界で誕生した革新的な新しいサービスは浸透するのだろうか。今後の行方が、益々この本を見る事によって楽しみになってきた。


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