編集者が語る! 『AIに負けない子どもを育てる』制作秘話
皆さまのご支援のお陰で2019年ビジネス書大賞を受賞し、30万部のベストセラーとなった新井紀子著『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』。その実践編とも言うべき『AIに負けない子どもを育てる』が好評発売中です。体験版の「リーディングスキルテスト」が収録されており、ご家庭でテストを解いて採点し、自分の読解力タイプを診断できます。担当編集者も解いてみましたが、新井先生の前で間違えてしまい、冷や汗をかきました……。
【1】編集者の頭を悩ませる「続編の装丁」
さて、続編を出版するときに、いつも編集者が頭を悩ませるのが、「カバーをどうするか」です。前作との関連性を出して前作の読者に新刊を認識してもらいつつ、続編という枠を超えて新たな読者も獲得したい――。そんなワガママな編集サイドの要望に、弊社デザイナーの橋爪が出してくれたラフが以下です。
【2】紅白セット、完成!
会議ではどちらも推す意見がありましたが、前作と今作の2冊並べたときの視認性を考えて、赤のカバーに白い帯がベストということになりました。
この装丁には、実は特殊加工が施されており、カバーにも帯にもホログラムのフィルム転写をし、さらに題字には箔押しもしてしまいました! 前著『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』では、題字のみ黒いホログラムを施しましたが、今作では全面!
角度を変えるとキラキラ上品に光りつつ、タイトル文字などははっきりと読める仕上がりになりました。
赤の『AIに負けない子どもを育てる』と白の『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』の紅白セット、ぜひ書店でお手に取ってご覧いただければ幸いです。