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辛い気持ちが和らぐ?、サウナの効果

はじめに

最近、自律神経失調症になってしまい、長い休みを頂いておりました。
休んでいる最中もネガティブ思考が続いてとても辛い日が続いていたのですが、日が経つに連れて少し良くなって来ました。
その休みの中で鬱について、色々調べてみたら、運動不足などの要因によって脳にしっかりと血流が回っていないと鬱症状になりやすいという情報をえました。
もちろん、調子が戻ってくるまでに散歩などの運動はしていましたが、走ったり、少しきついトレーニングは流石にまだやりたくなかったのでどうしたらいいのかをさらに調べたところ、サウナと言う選択肢を発見し、実際に試してみると確かに気持ちがいい!
その時だけは、体調が良くなったんじゃないか?と思えたので、この良さを知ってもらおうと思ってサウナについて調べたことと気持ちがいい入り方を紹介したいと思います。

どんな人に読んで欲しいのか?

ビック5で私の性格は、診断をしてみると「神経症的傾向」がとても強く出てました。だから、病気にもなりやすかったのかもしれません。
なので、この記事は同じような性格を持った方を対象に書いています。
自分の性格を知りたいという方は、daigoさんが紹介している「ショートビッグ5」をやってみるだけでも自分の性格がわかってしまうのでおすすめです。
本格的な内容がお望みの方は「パーソナリティを科学する」と言う書籍で読むことができます。

サウナのいい所とは

ここから、サウナのいい所について書いていきます。
個人的にサウナを一言で説明すると「心地の良いストレスを与える」ことだと思っています。軽い運動でも同じような効果が出ることからそう思っています。
そのストレスを与えることによって以下の効果があるんではないかと勝手に思っています。

①脳の疲れを取ってくれる。

血流が良くなることによって脳にしっかり酸素などの栄養が行き渡ることで脳の疲れが取れるとのこと。
人間の脳というのは、何かに集中している状態よりも、何もせずボーっとしている状態の方がエネルギーを使うように出来ているようです。
よくよく考えてる見ると、自律神経失調症になる前も何もしていない時は、ネガティブな思考が多かった気がします。
そんな私は、寝る前や休み中などふと我に帰ると、仕事の不安、人生の不安、借金の不安、やりたくないことをやっているという思い込みなど色々なことが常に頭をぐるぐる回って寝れないことも多かったとを思い出しました。そうなると、なかなか抜け出せず、辛い日々だったなと感じています。
私のようにネガティブだけとは限りませんが、本人は休んでいる状態でも脳は基本的に何かを思考している状態で、それを「デフォルドモードネットワーク(DMN)」と言います。簡単に言うとボーっとしている状態です。逆に何かに集中している状態を「セントラルエグゼクティブネットワーク」と言いますが、DMNの方が脳の消費エネルギーは大きいのでそれを考えると、仕事が終わって、何もやる気がしなくて、考えることも辛い状態が続くと余計に脳が疲れてしまう。負のスパイラルになると言うのがなんとなくわかります。その脳疲労の改善に一役買ってくれる可能性があるのがサウナみたいです。

②感情が安定する。

サウナに入ると、自律神経が整うようです。
なぜかと言うと、脳のアルファ波が出て10Hzに近づくようで、その効果としてリラックス状態になるようです。ここには、入り方が大きく関わってくるのですが、入り方は下記に記入しています。
私の肌感ですが、確かに、入った後は、気持ちよく入り終わった後の時間を過ごせることが多かったです。

③睡眠の質が良くなる。

サウナや温泉に入った後は、確かによく眠れる感じがある。
どうも、短時間で深い睡眠を取る事ができるらしい。
なぜそうなるのかと言うと、後で出て来ますが、サウナで温めた血液が水風呂に入ることによって足先、手先の血液が冷えます。その後に外気に触れることで冷えた血液が心臓に戻って深部を冷やす。と言う具合に深部体温を徐々に下げるからだそうです。
これは、人間が寝転がった時になぜか眠くなる現象と同じになっていて、風呂に入った方が眠りが深くなると言う話を聞いたことある方は、この感覚に近いんだと認識してもらえると良いのかなと思います。
基本的にメンタルに異常がある人は睡眠に問題が多いということも病院で教えてもらいました。私も眠れないことがあったので睡眠薬も処方されて飲んでいた時期もありましたが、サウナを試すことによって、これをやれば寝やすくなるんだなって実感できたこと。この経験は、大きいと思いました。

気持ちがいい入り方

ここからは、サウナの入り方を書いていきます。

順番は、「サウナに入る→水風呂に入る→外気浴をする」の順番で3〜4セットやるのがいいです。
次に具体的に書いていきます。

おすすめのサウナ

サウナは、80度ぐらいのウェットサウナが短い時間で深部体温を温められるのでおすすめです。自分の深部体温を測ったことはないですが、情報では、2セット、合計25分入ると深部体温が上がるようです。
ドライサウナは、ウェットサウナと比べて温度が高いことが多いですが、科学的にみると体温は上がりにくいそうです。具体的に見ると、91度のサウナに合計45分入らないと深部体温が上がらなかったようです。
あと、ロウリュなど超高温の場所で熱風を浴びせられるようなものは基本的にお勧めできません。逆に体を壊す可能性もあるのでサウナ選びは気をつけてください。
サウナについてはこちら

サウナに入る

ただ、近くにない方も多いと思いますので、その場合は入り方だけ気をつけてもらえればそれでも、同じような効果を得ることはできます。
サウナに入る時間は、心拍数で決めてください。長い時間入ればいいってわけではないです。
平常時の心拍数を測っておいて、2倍の数値になったらサウナから出るようにしましょう!
私は、サウナの中に時計があるのでその時計で10秒間に何回脈を打っているか、心拍数を測って入っています。
これは、ざっくりでも大丈夫です。
無理だけはしたらダメなので、きつい時は目標の心拍数に到達する前に出ても問題なしです。

水風呂に入る

水風呂は、息を吐きながら30秒〜1分ぐらいで大丈夫!体の冷え具合で調整してもらえればいいと思います。
私は、30秒ぐらいで出てしまうことが多いですが、結構冷えます(笑
目的は体の表面を冷やすことなので長く入る必要もないです。
できるなら頭まで入る方がいいんですが、場所によってマナー的にできない所も多いと思いますのでその辺は、サウナを提供してくれている施設のマナーに従って欲しいです。
正直、他人に潜ってほしくはないですよね(笑
あと、個人的には「あー!」とか「気持ちいい!」とか「冷たい!」と言いながら入る方がスッキリした感じがします
たぶん、サウナでストレスを感じて声を出すことでストレスが少し和らぐのかなって勝手に思っていますが、黙って入るよりいいと思うので試してみて欲しいです。

外気浴をする

できれば横になるといいです。
時間は、5分〜10分ぐらいがいいです。
横になることで深部体温が下がり、副交感神経が優位になるのでよりリラックスした状態になりやすいです。
時間も5〜10分と書いていますが、「足先が冷えて来たな」って感じで止めるのが一番いいです。なぜなら、寒くなったのに無理に外気に触れていても辛いだけだからです。
私も、深部体温が上がりきっていない時は、すぐに冷えてしまうので早く外気から離れる場合もあります。
その時々で変えてもらえればいいと思います。

注意点

  • 自律神経失調症の症状がひどい時などな無理に入らない方がいいです。私も体調がいい時に絞って行っていました。

  • 心臓が悪い人は、水風呂は避けた方がいいです。

  • 確実に効果があるかは個人差がある。一番は、休むことです。

  • 高温の風を浴びるのは良くない。(ロウリュとか)

最後に

自分の経験からサウナについて書いて来ました。
人によると思いますが、ハマればとてもお勧めできる趣味?になると思います。
ですが、入り方を間違えると逆に交感神経が優位になってリラックスできなかったり、逆に疲れが溜まってしう可能性もあるので、無理な入り方しないようにしましょう。
私は、とりあえず週に1回、調子がいい時に行くように決めました。今後も楽しみです。
あと、この経験を通じて精神の病になるのは、一つの大きなストレスに身を置きすぎなのかなとも思いました。
例えば、嫌だと思う仕事だけに時間を多く使っているなどです。その時は、遊びのことも息抜きも考えずに取り組んでいましたが、それではダメだなって思います。
そういう人は、自分で自分自身を追い詰める傾向があるのではないか?と思いました。
仕事なのでどれだけ好きなことでも嫌なことは基本的にありますよね。だけど、感情のコントロールができていないとそこから逃げることも忘れてしまう。そんな時に使えるのが、心地の良いストレスという考え方で、サウナにはそんな効果があるんです。辛いと感じる前に一息がてら試してみては如何でしょうか?

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