ビタミンDの欠乏は倦怠感を招く
こんにちは!豊田浩史です。
普段はパーソナルトレーナーやサプリメント開発に携わっています。
今回は「ビタミンDと倦怠感」について解説していきます。
今回から一投稿あたりのボリュームは少し減りますが、その分頻度を高めていきたいと思います。
深く理解したい方は、SNSやメッセージ等でご質問くださいませ。
今回のnoteで学べること
・ビタミンDと筋力
・ビタミンDと疲労
なかなか筋力が上がらない、疲れやすという方は是非最後まで読んで見てください。
ビタミンDはカルシウムの吸収促進や鬱の予防などで有名ですが、実は筋力や筋肉量を増やす働きがあります。
そのため、ビタミンDが不足していると体内濃度が高い人に比べて、筋肉がつきにくく、体脂肪が蓄積しやすくなります。(※1)
ラットをビタミンD欠乏群とそうでない群に分けたところ、見事に欠乏群で骨格筋内でのミトコンドリア機能が低下したことが分かりました。(※2)
つまり、ビタミンDが不足するだけで疲れやすくなると事です。
自分は周りの人より疲れやすい、筋肉のパフォーマンスが低いという方は是非ビタミンDの欠乏を疑って見てください。
参考文献
(※1)Ryan, K. J. P., Daniel, Z. C. T. R., Craggs, L. J. L., Parr, T., & Brameld, J. M. (2013). Dose-dependent effects of vitamin D on transdifferentiation of skeletal muscle cells to adipose cells, Journal of Endocrinology, 217(1), 45-58. Retrieved May 14, 2021, from
(※2)Ashcroft, S. P., Fletcher, G., Philp, A. M., Jenkinson, C., Das, S., Hansbro, P. M., Atherton, P. J., & Philp, A. (2021). Diet-induced vitamin D deficiency reduces skeletal muscle mitochondrial respiration, Journal of Endocrinology, 249(2), 113-124. Retrieved May 14, 2021, from