糖化はなぜやばいのか
栄養学と生化学が大好きな豊田浩史です。
普段はパーソナルトレーナーやサプリメント開発に携わっています。
今回は「糖化」について解説していきます。
近年はアンチエイジングの話題が出ると必ず糖化の話が出てきます。
糖化とはアミノ酸に糖質が結合することです。
「メイラード反応」とも言われます。
まずはアミノ酸と糖が結合すると「アマドリ化合物」ができます。
アマドリ化合物の代表的なものが「HbA1c」になります。
HbA1cの血中濃度が高いと糖化がたくさん発生していることになり、糖尿病が疑われます。
そしてアマドリ化合物が最終的に「AGEs」になります。
糖化が発生するとなぜ体に悪影響なのでしょうか?
先述しました通り、糖化とは糖がアミノ酸と結合することです。
例えば、生体抗酸化酵素が糖化すれば体内の抗酸化能力が低くなってしまいます。
動脈などで糖化が発生すると動脈硬化の原因なります。
このように体内のタンパク質をダメにしてしまうのです。
糖化は非酵素的反応です。
つまり、糖化を防ぐためには無駄に血糖値を高くしないことが大切になります。
糖化を防ぐ栄養素としては、αリポ酸やB6、B1、オリーブ葉エキスなどがあります。
あとは、定期的にケトジェニックなど糖質制限をするのも良いでしょう。
本日は終わり。
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