好きなのは構わないけど…って話。
皆さんはどんな服装が好みですか?動きやすい服、着心地のいい服、好きなジャンルの服etc…沢山ありますが、ほんとにそれでいいの?って思うこと話します。
僕はヴィンテージや古着が好きだ。それしか着ないって訳ではないけど、知らない時代を伝えてくれるし、今のものにない魅力がある。では、皆さんはどうであろうか。
今回は、社会全体と言うよりもファッションという部分に焦点を当てて話すことを前提に置いておいてほしい。
ちなみに、僕の好きな漫画にこんなセリフがある。
子供の時からの点数主義が個性を削り、皆同じような考えの基準に縛られてしまう。
情報の多さもかえって個性を奪っていく。
昔なんの疑問も抱かずゴルフをし、カラオケをし、ヴィトンのバッグを持ち歩く
柳沢きみおさん作の、大市民という漫画の1部だ。この前には、個性とは外見を取り繕うことではない。生き方である。と言ったような表現があるが、そこは共感を持てなかったので省略した。 だけどどうであろう。この部分だけ見ると、確かになぁと感じる人も多いのではないだろうか。
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皆、流行りというものに取り憑かれている。来季はコーデュロイが流行ると知った途端それを着だすし、古着ブームとやらに乗っかる人もいる。知らない人がファッションを知るため、もしくは、ファッションを自分流に学び、まだ学びきれていない、他に知らない世界を知るための入口ならいいと思う。が、今これが流行ってるから〜とか、店員に促されるまま買い、着て、出掛けるのは、非常につまらない。なぜもっと自分を出していかないのか聞きたいくらいだ。
個性をファッションとして外面に出すのは、ある意味練習だと思う。
個性と言うものは内面にあるものだが、1番外に出る部分がファッションだと僕は考える。メイクや髪型も含め、自分の殻となる部分は、第一印象にも絶対に影響する。だからこそ、人が良くてもタトゥーが入っている人は未だに銭湯に入れない。国柄にもよっても違いはあるだろうが、とても冷たい文化だ。
ファッションのジャンル(といっても、曖昧なものだが)に、"量産型"というジャンルがある。4〜5年前位から流行りだし、何の変哲もない、普通の格好をする人の事だ。黒スキニーにビッグシルエットのTシャツを着る。ファッションコーディネートアプリ、"wear"なんかはまさしくそのような量産型の人達が沢山いる。
色んなジャンルを旅してきて、ようやく自分に合うのがコレだ!と思って行き着く人はいいと思う。
だが、無難で、無骨で、何の変哲もないそのファッションを、流行ってるからとか、女にモテるからとか言って、着てるシャバいやつは今すぐにやめてほしい。女の目を、人の目を気にするな。好きなものを着て好きなことをやれ。22歳の僕に言われるのが恥ずかしくないのか。
社会の集まりなんてたかが他人の集まりである。流行りなんかに負けずに着て、遠くから服を見るだけで自分だと気づかれるくらいになれ。ダサくてもいい。自信をもて。
だけど、好きなものを着るのがファッションだ。僕は口出しできない。
この記事を見て、少しでも冒険してみようって気になってくれればいい。
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