元ドレッド坊や

カルチャー好きの元古着屋店員による戯言。 音響の専門学校在学中にライターになるため奮闘、カルチャー誌を書くため、編プロや情報誌などに応募するも全落ち。 趣味が仕事じゃないと嫌な、ライティングと音楽、服、アニメ、漫画の知識があるただのカルチャー好きの人。

元ドレッド坊や

カルチャー好きの元古着屋店員による戯言。 音響の専門学校在学中にライターになるため奮闘、カルチャー誌を書くため、編プロや情報誌などに応募するも全落ち。 趣味が仕事じゃないと嫌な、ライティングと音楽、服、アニメ、漫画の知識があるただのカルチャー好きの人。

最近の記事

文字を見るということ

私は元々小説を読むことが好きだ。ジャンル問わず、なんでも見る。政経、ラノベ、官能も。 実を言うと、本のストーリーや内容は私の中でさほど重要じゃない。本を読むという行為、すなわち、これだけの文字量の活字を読むという事が好きなのだ。 本を読んでいる自分が好きというナルシスト。なわけではない。 私は、言語能力の向上、語彙力の発達、読解力を身につける、今無い知識を植える。ために、本を読む。 自我を持ち、本を読み始めたのは小学生の頃、○○のひみつシリーズという学研漫画シリーズからだ

    • アニメとファッション

      アニメとファッションは密接な関係がある! とは言い難い。けど、キャラクターの私服はとてもかっこいい。 アニメキャラクター私服オシャレランキングを作るとすると、ナンバーワンはドラゴンボールのトランクス。 特に、Z時代の未来トランクス。ショート丈のデニムジャケットに、中は黒のタンクトップ、下はダボダボカーゴですかね?シューズはティンバーみたいなブーツ。 色味、シルエット、着こなし、全てがパーフェクト。トップスとボトムスの色を合わせて、タックインで更に脚長効果を。故のショート丈

      • ジムノペディと夜

        エリック・サティのジムノペディ。 極めてシンプルな旋律の中で、哀愁漂う独特な音を伝えてくれる。 知ったのはぼくのなつやすみ2というゲーム。ある場面(昔のことすぎて覚えていません…)でこの曲が流れていた。ぼくの"なつやすみ"という文言に引っ張られているのか、夏にとても聞きたくなる。 1888年に作曲されたジムノペディだが、日本で普及されたのは1900年中盤だと言う。 世界的に有名になったと同時に日本でもに有名になった。 1番〜3番まであるこの曲は、それぞれに意味が込められ

        • 番外編 駄作 "最後の雨"

          鬱蒼と木々が生える何も無い公園のベンチで、6月のうっとおしい雨に打たれながらあの子が来るのをを待っていた。 ショートカットの似合うあの子は僕と約束した時間には現れない。 「3日後の15時、そこの公園のベンチで待ち合わせね」 髪を揺らし、振り向きざまに言ったあの子は、その後こっちを振り向かずにただ真っ直ぐとなにかに導かれる様に歩いて行った。 同じクラスのあの子は、男子から人気はあるものの女子からの評判は悪く、色々な噂が飛び交っていた。中には、先輩と屋上で…なんて噂もあったが、

          番外編 駄作 "東京"

          夜。東京の夜は明るい。 曇った街灯がチカチカと点滅し、動物や植物たちは微動だにしない田舎から出てきた私にとって、明るい夜の東京はとても刺激的かつ閑散としている。 あべこべな街だが、何方かと言えば落ち着かない。 誰がそんな言葉考えたのか。 全くその通りじゃねぇか と道端に置いてある缶を蹴った ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ デザイナーズマンションなるものの4階に住んでいる"彼女"の家の玄関の前で一人、ビルの赤いライトが空に向けて放たれ、田舎じゃありえない"夜の雲"

          番外編 駄作 "東京"

          古着屋のこれから。の話。

          ファストファッションが流行り始めて、より手軽にファッションが楽しめるようになった。素晴らしいことだが、その事により衰退していくことが出てくるのも事実だ。   古着屋は、一点物や、いいものを安くという事が本来の目的である。   AKIRAのTシャツに始まり、またコレクターが増えてるように感じるが、実際、日本人のしょっぱい根性 いいものを安く買いてぇなぁ が根付きすぎてるように感じる。私的に、コレクターは欲しいものがあれば金なんぞ出し惜しみもせず買い揃える人達だと考えている。

          古着屋のこれから。の話。

          ディグることを辞めたら老害になる。

          さぁーて。めちゃくちゃ久しぶりの投稿なわけですが、何もしてなかったわけじゃないですよ。 ディグっていました。何をって?そりゃー、音楽です。 ご存知の通り、僕はJAZZが好きです。JAZZと言っても一括りにできないわけで、その中でもモダンジャズが1番。 でも、最近思い出したのが、今を生きてるのに昔しか知らないのどうなの?って思うんです。 逆に、今の音楽が好き。だけど、年数が経ち、今の音楽だけ好きで、その先をディグろうとしないことも同じく。 もちろん、昔の音楽はいいですよ。で

          ディグることを辞めたら老害になる。

          スーツとセットアップの違い。の話。

          僕はスーツが大好きだ。洗練されているというか、あれ以上のオシャレはない気がする。 最近のファッションの流行りのひとつにセットアップがある。古着屋にもセットアップが置いてあるが、果たしてそれは本当にセットアップなのか。綴って行きたいと思う。 1.スーツって?スーツの歴史は1789年のヨーロッパとされている。元々はコートのような形だったが年を追うごとに短くなっていった。襟(ラペル)やボタン数などが時代ごとに異なり、そこで当時の流行が伺える。 アメリカとヨーロッパでも様式が違う。

          スーツとセットアップの違い。の話。

          日本は二季になった。ファッションの話。

          日本は二季になったと思う。夏と冬。 なぜなら、ロンティー1枚で過ごせる季節がなくなったから。春は暑いし秋は寒い。今(2020/10/11)でさえ僕は中綿入りのアウターを着ている。着る機会が極端に減った。例年の気温のデータは調べていないがそう感じる。 それによってファッション業界も変わってくると思う。ロンTや長袖ポロシャツなど、春秋物は減る。確実に。 となると、アウターとTシャツが必然的に着る機会が増えることになるのだが、問題は値段。Tシャツは似たり寄ったりだからそんなに差異

          日本は二季になった。ファッションの話。

          これからのファッションのリバイバルブームの話。

          時代は1週回ってくる。ついこないだまで8、90年代のファッションが流行った。古着が生活に定着して若者に浸透して、当たり前のようになっている。 そのブームが終わりつつある今、00年代のファッションになるのか。 またタイトが流行る時があるのだろうか。 僕は ないと思う。 ワイドなものが定着しすぎた。 オーバーサイズが流行り始めたのが約4年前。そこから今までずーっと売り出されているTシャツ。 タイトになる気配がない。 本当に古着やヴィンテージ、または、服の歴史をよく

          これからのファッションのリバイバルブームの話。

          バンザイMusic FM廃止。

          この記事の画像の漫画村に続いて、ようやっと違法音楽ダウンロードアプリ、Music FM等が裁かれる様になった。 いやー。待ちに待った出来事である。 どれほど僕が友達を止めてきたか。やるならダウンロードし放題の月額サービスにしろとどんだけ訴えてきたか。 音楽だけでなく、YouTube等の動画も裁かれてほしい。 せっかく創った音楽を、動画を、無料でなんてとんだ罰当たり野郎だ。 とにかく、こんにちのこの出来事は非常に喜ばしいことだ。 なぜダメかと言うのはもう分かるだろう。創作

          バンザイMusic FM廃止。

          Dai Miyamotoに俺はなりたいーーBLUE GIANTーー

          僕は、何をするにも一生懸命になったことが無いロクデナシだ。習い事もぼちぼち。上を目指すこともなくジャンルをコロコロ変えて、それなりにやってた。 2013年。僕の大好きなJazzの漫画が発売された。 BLUE GIANT(ブルージャイアント)だ。 サックス初心者の宮本 大という少年が、Jazzに魅せられサックスを始め、河川敷やサックス教室、小さなジャズバー等の過程を踏んでいき、奮闘し、葛藤し、のし上がっていく漫画だ。 僕は宮本大になりたい。序盤は"初心者"という立場から、独

          Dai Miyamotoに俺はなりたいーーBLUE GIANTーー

          転売?いいの?それ。

          最近、"せどり"や、"転売"なる言葉が目立つ。 服にしろ他のものにしろ、それをビジネスとしてやる。 せどりは、掘り出し物を第三者に売るという定義がある。例えば、中古屋さんで見つけた服を、より高値で売る。 言うなら、古着屋もそうだ。安く仕入れて値をつけて売る。 せどりに関しては、僕は賛成だ。だが、"しっかり目利きできる人のせどり"に限る。 目利きのできる人は中古屋さんでいいモノを見つけた時まず最初に金儲けではなく、本来この値段で売るべき値段ではない価値のあるものだという思考に

          転売?いいの?それ。

          好きなのは構わないけど…って話。

          皆さんはどんな服装が好みですか?動きやすい服、着心地のいい服、好きなジャンルの服etc…沢山ありますが、ほんとにそれでいいの?って思うこと話します。 僕はヴィンテージや古着が好きだ。それしか着ないって訳ではないけど、知らない時代を伝えてくれるし、今のものにない魅力がある。では、皆さんはどうであろうか。 今回は、社会全体と言うよりもファッションという部分に焦点を当てて話すことを前提に置いておいてほしい。 ちなみに、僕の好きな漫画にこんなセリフがある。 子供の時からの点数主

          好きなのは構わないけど…って話。

          音楽は宗教である。

          僕は、音楽は宗教であると前々から考えている。落ち込んだ時、嬉しい時、やる気を出したい時。縋るのはいつも音楽だった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 先ず、宗教というとどこか取っ付きにくい所があると思うが、ここで言う宗教は簡単に言うと"神頼み"ということだ。 そして僕は、例えば好きなアーティストが亡くなったから後追いしてとか、マリファナやコカインをやっているから同じようにとか、アーティストを神格化しているわけではなく、どんなジ

          音楽は宗教である。

          大丈夫。Jazzは難しくないよって話。

          Jazzって聞くとどことなく"難しい"などと思う人もいるのではないだろうか。実を言うとそんなに難しいジャンルではない。 って話をしていきたいと思う。 ー目次ー 1.そもそもJazzって? 2.向いている人とそうでない人 3.オススメのJazz 4.まとめ 1.そもそもJazzって? Jazzの歴史は意外と新しい。1900年代頭から、アメリカのニューオリンズという港町で始まった(ハッキリとした出処は分からないらしいが)。 そこら辺の時代のニューオリンズはヨーロッパの移民や黒

          大丈夫。Jazzは難しくないよって話。