音楽は宗教である。
僕は、音楽は宗教であると前々から考えている。落ち込んだ時、嬉しい時、やる気を出したい時。縋るのはいつも音楽だった。
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先ず、宗教というとどこか取っ付きにくい所があると思うが、ここで言う宗教は簡単に言うと"神頼み"ということだ。
そして僕は、例えば好きなアーティストが亡くなったから後追いしてとか、マリファナやコカインをやっているから同じようにとか、アーティストを神格化しているわけではなく、どんなジャンルでも、音楽というもの自体を人は神格化していると考えている。もっと言うと、音楽を作り上げている音自体を。だ。
何故かというと、冒頭でも述べた通り、感情のコントロールをするのに1番多く使われていると感じたからだ。
"音楽"という観点でいうと、気分を上げたい時はロックとか激しめな曲調だったり、奮い立たせてくれる歌詞であったり。失恋した時は俗に言う失恋ソングを聴いたり。
"音"という観点でいうと、好きな人に電話をして声を聴くだったり、波の音を聴いたり。
そうやって、人は何かを聴いて癒したり燃やしたりしている。
昔なんかは、雨乞いの為に音を鳴らしていたりしていたくらい。
このように、何かに縋るのは僕が考える中で宗教と音楽だけなのだ。
だからこそ、ジャンルの好き嫌いがあるし、自分の好きなジャンルが好きな人はちょっぴり似ているのだと感じる。
言い方は悪いが、陽キャは常にブチアゲなのでEDMが好きな人が多いし、チー牛は自分に持ち合わせていないキラキラしたものに憧れて(ただ単に僕が考えているだけ)アイドルを聴く。
自由を求める人はレゲエを、大人な雰囲気な人はインストゥルメンタルを。いつも元気な人はポップをetc...
宗教的な神様と違って、今そこにある、実在実物しているモノ。この世で1番無くなったら困るモノだ。
僕達は音楽に、音に頼りっぱなしである。
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