見出し画像

【詩】運命の輪

運命の輪が 廻る

ふとしたきっかけで
ゆっくりと 時には高速で 廻り始める

何故 何のために 廻るのか
回転を止めた その先は

吉か 凶か

だが後に
吉が凶に変わることも
凶が吉に変わることも ある

ずっと吉であり続ける
ずっと凶であり続ける など あり得ない

定まってはいない 運命


また
運命の輪が廻る

輪を廻すのは
神か 悪魔か

何を意図して 
いつ 廻るのか

明日か 一年後か
知る由もない

翻弄される ままに


ふと 私の内部なかに光が走った
 
もし この手で廻せるとしたら?

どうすれば?

思い出せ 
輪が廻ったと 感じた前日

私の内部なかで 何かが変わったと 感じた
小さな何かが 芽生えた感覚 

それらがきっかけであったなら

今 私の内部に 何が見えるか

今 何を見るか

それらが 運命の輪を廻す
・・・のかも しれない






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?