【詩】本当の望み
環境が変わると 順応しようとする
それは自然なこと
けれど 何かを見落としそうになる
何を?
ある程度 流されることも時には必要
聞こえてきた言葉に 心が凍る
NO! 嫌だ!
と言ったなら
贅沢 貪欲 と言われるだろうか
非現実 無理だ と言われるだろうか
本当に? 私だけ?
本当は 皆どこかで願っていない?
通ったことのある道なら 安心できる
でもそれで満足?
訳も解らずに反発する
現実に順応して
心の奥にしまい込んでいた想いが
底の底から 噴き出した
叶わなかったもの 諦めたもの
捨てたはずのもの
捨て切れずに潜んでいた
遠すぎて 心折れそうになる
けれど 目を反らしてしまったら
私が消える
もし できないと思い込んでいるだけなら
もし 自信がないだけなら
もし 積み上げてきたものが力になるなら
もし これからも積み上げていけるなら
すぐに届かなくても 回り道してでも
掴みたいものはどれ?
どうしたい? どうすれば?
この想いに
近づくには
もう二度と
沈ませないためには