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闇の中を走る 意識の底で 後ろから 何かに追い立てられるように 何に(誰に) 追い立てられ…
迷い 怖れ 後悔 自分への不信 次々起こる 予想もしていなかった事態に 戸惑い 立ち止まる…
「いちばんぼーし みぃつけたー」 冴えた空 淡くなる夕焼け 何十年ぶりか くっきりと 一…
例えば 朝目覚めて 体調はまずまず スッと起きられること 偶然出会う通りすがりの 人と 「…
運命の輪が 廻る ふとしたきっかけで ゆっくりと 時には高速で 廻り始める 何故 何のた…
泉が湧いている 微かな音 木の葉が ひらり 水面に たゆたう やがて 細い流れが 一筋…
日々のことに 麻痺したように 心が反応しなくなると 現れる 「不安」という魔物 ひたひたと 気づかぬうちに 忍び込み 闇で包もうとする 削り取ろうとする なぜ? 低気圧の所為? 疲れている所為? 嫌なニュースの所為? それとも ただ 夜だから? こんな時は 記憶の蓋が開く 辛い経験 苦い思い出が 溢れる けれど これはきっと どんな風に切り抜けたか 乗り越えたかを 捜しているから 今この魔物を どうすればいいか その手掛かりを 過去から捜しているのだ 私は諦め
ビリビリと破り捨てた紙 過去も同じようにできたなら 数々の失敗 苦い思い出 流した涙が …
心の中に小さな 光が点った あまりに遠く あまりに淡く そんな気がするだけのような光が …
頭痛・めまい・吐き気・悪寒 etc.・・・ 遂に限界 またやってしまった 前兆はあったのに 気づく…
体が凍りついたような 時計が止まったような 感覚 疲れ果て 体が悲鳴をあげているのか 脳が…
何もかもが消えたような 音の無い夜 いつもは聞こえない音が 聞こえて来る 他の音にかき消…
冬の海に会いたくなって 久しぶりに浜へ 雲は薄く伸びて空を隠す 雲に反射した光が 白く泡…
環境が変わると 順応しようとする それは自然なこと けれど 何かを見落としそうになる 何を? ある程度 流されることも時には必要 聞こえてきた言葉に 心が凍る NO! 嫌だ! と言ったなら 贅沢 貪欲 と言われるだろうか 非現実 無理だ と言われるだろうか 本当に? 私だけ? 本当は 皆どこかで願っていない? 通ったことのある道なら 安心できる でもそれで満足? 訳も解らずに反発する 現実に順応して 心の奥にしまい込んでいた想いが 底の底から 噴