残念ながらやる気は存在しない話
こんにちは!
北海道美深町を流れる天塩川でカヌー・ボートツーリング、ドリフトボートフィッシングツアーのガイドをしているトヤガクトです。
HPはこちら→https://gac-river-tours.com
こないだ、食器を洗う気に全然なれなくて、台所の前に立って「やる気出ないかなぁ〜」とうだうだしていました。しかし、いつまで立っても”やる気”は湧いてこない。
それもそのはずで、人間にはやる気スイッチなどという超便利ボタンはないと、ビリギャルの著者が書いた【才能の正体】と言う本に書いてありました。
よければ読んでみてください。
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人間にはやる気というものは存在せず、あるのは心理学的には動機付けと言うものだけ。
人間が何かをするときには必ずその行為を行った動機があるということらしいです。この辺の詳細は本を読んでみてください。
ではそもそも存在しないやる気(動機付け)をどうやって起こさせるのかというと、その作業を始めない限り、やる気は湧いてきません。いや、それどう言うこと?と思われたかもしれないので、例をあげてみます。
全然やりたくなかった宿題を始めてみたら30分くらいは続いていた。
ちょっとだけ片付けしようと思ったら大掃除になっていた。
食器を洗いたくなかったけど、はじめてみたら全部片付いた。
あなたもこんな経験があるのではないでしょうか。そう、やる気(動機付け)を起こさせるには、その行為を始めるしかない。始めてから知らんうちに続いていた行動を作業興奮と心理学的にはいうらしいです。
宿題やってみたら続いていた経験はあるけど、宿題を”始める”のが大変なんだよ!と言ったところですよね。僕も毎日そんなことばかりなので、よくわかります。
さっさとはじめてしまえば、意外とすぐ終わるのはわかっているのに、なぜか始められない。
では、逆に、始めるのが全然億劫ではないことは生活の中にたくさんあります。
朝の歯磨き
1日3回の食事
寝る前のストレッチ
などなど、生活の中には「あぁ、めんどくさいけどやらなきゃ」と言わなくても勝手にやっている行為は意外とたくさんあります。これはなぜめんどくさがらなくてもできてしまうのでしょうか。
それは”習慣”になっているから。人間の脳はかなり怠惰でなんでも自動化したがるクセがあるらしいです。毎日同じ行為をしていると、だんだんと自分で考えなくても脳が勝手にプログラミングして、次はこの行動、次はこの行動と設定してくれるおかげで、朝の歯磨きも、毎日入るシャワーも面倒ではなくなっているわけです・
1日のプログラムの中で自動化されいない行為が入ってくると、脳は違和感を覚え、やりたくないなぁと反応してしまうらしいのです。
では、どうやって、やらなきゃやる気にならない人間をやる気にさせる最初の一手を早めするにはどうしたらいいかというと、ハードルをめっちゃ下げると始めやすい。
宿題したくないなぁと思ったら、宿題をしなきゃと思う前にまずは椅子に座ることを習慣づける。
椅子に座る習慣ができたら、ノートを開くことを習慣づける。
ノートを開いたら今日の日付を書くことを習慣づける。
こういっためっちゃ低いハードルの小さな習慣の積み重ねをすることで、その行為自体が習慣化され、「めんどくさいなぁ」と思っていたことも段々と勝手にできるようになるらしいです。
僕もnoteを書くのはめんどくさいなぁと思っていましたが、noteのページを書かなくても開くようにしていたら、だんだん書くのが面倒ではなくなりました。
生きていると面倒だなと思うことばかりですが、自分の脳に習慣づける行動を意識してとっていると、だんだんできるようになるはずですよ。と言うお話です。
偉そうなことをここまで書いてきましたが、僕自身、かなり怠惰です。習慣づくり頑張ります。
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