収穫逓増産業・収穫逓減産業そして政府(社会セクター)
収穫逓増産業では、規模の拡大は企業にとっても社会にとっても正義であり、その自然独占の利潤を企業内外でどう配分するかが課題となる。一方、収穫逓減産業は、一般的には(市場)規模が小さな産業であり、自由競争の状態であり、利潤が小さくなりやすく、収穫逓増産業との待遇の格差が、必然とは言え、問題となる。
ゆえに、政府や社会セクターが、このように必然的に発生する格差の影響を、解消するのではなく、緩和するような施策を打ち出すことが期待される。具体的には、JGPやBIといった所得面のサポート