GW Advent Calendar 5日目: 読書記録 知的生活の設計&ライフハック大全
毎日何かを学習し、Noteに進捗報告する!のリスペクト(という名のパクリ)カレンダー、5日目です。
Kindle Oasisを買ったこともあり、堀正岳「ライフハック大全」と「知的生活の設計」をパラパラ読み直しています(どちらもKindleなので、正確にはタップしたりと書いたほうが正確かもしれない)。
「ライフハック大全」は、覚えておくとちょっと作業効率が進みそうなTips集のようなイメージ。音声入力の活用や怒りのコントロール方法など、普段の生活に少しずつ取り入れることで生活がしやすくなるものが多く、好みに合わせて見返しながら取り入れていくと良さそうです。いまのところ、本書で一番参考になったのは、
「036 音声認識で、歩いている時間も書類が書ける」。
実際、本書も大半が音声入力で書かれています。試しに取り入れてみましたが、仕事中にメモやブログの内容などを音声入力でするようになってから、文章を書くことが格段に速くなりました。最近は在宅勤務ということもあり、1人でぶつぶつ喋っても何も問題が無いので、ますます音声入力の恩恵にあずかれています。頭の中で考えていることがある程度形になっているのであれば、アウトプットをするには音声入力のほうがはるかに早いです。
音声入力した後、整形する必要はもちろんありますが、その手間を差し引いてもキーボードだけの入力より早いです。こんなに早いんだったらもっと早くやっとけばよかった、と後悔すらしています。これから音声入力をしながら文章を書くことはさらに多くなるでしょう(すでに気付かれているかもしれませんが、この記事、というかこのGW Advent Calendarの各記事も大半は音声入力で書かれています)。
本書はつまみ食いをしながら、いちどちょっと頭を始めると言うのが本書の正しい使い方でしょう。今後もたまに見返しながら、生活に取り入れていきます。
知的生活の設計。
これを繰り返し読もうと考えているのは、冒頭の「知的生活とは何か」に書かれている言葉に感銘を打たれたからに他なりません。
知的と言うのは頭がいいと言うことではありませんし、勉強ができる、学問的であるといったことが必須と言うわけでもありません。周囲にあふれている情報との向き合い方が知的であると言うことなのです。
(中略)
すなわち、知的生活とは、新しい情報との出会いと刺激が単なる消費にとどまらず、新しい知的生産につながっている場合だと考えるのです。
そこには日常をより深く楽しむヒントがあります。知的刺激を仕事に役立てるための指針があります。ありきたりの情報に触れてありきたりの結論しか出せない状態に甘んじるのではなく、自分だけが感じた体験を世界に発信する興奮があります。
(知的生活の設計 01. 知的生活とは何か より)
昨今、「情報」はますます増えていて、「どのような情報を得るのか」が重要になって来ていることを感じている方も少なくないでしょう。それと同時に、「自分が何をアウトプットしたいのか」ということも、最近考えるようになりました。
では、そういった知的生活を行うためのフレームワークをどのように組み立てていったら良いのか。そのヒントを探すために読んでいます。
最近まで、なかなか形にならずに悩んでいたのだけれど、最近の在宅勤務やこのGW Advent Calendarによって、少しずつ形が見えてきた気がします。今までは「アウトプットすることがない」「時間が足りない、他にやりたいことがある」という理由でアウトプットが継続できなくってしまい、何もしなくなってしまう、ということを繰り返していました。しかし、
・コロナウイルスに起因する外出自粛で、遊びに行く用事が無くなった
・音声入力など、アウトプットを楽にできる手段を手に入れた
という主な理由から、いまのところアウトプットが継続できています。
質は問わず、とにかく1000字程度でもいいからアウトプットしようと書いています。
とにかくアウトプットを0にはしないこと。それさえ達成すれば、アウトプットは継続できるのではないかと仮説を立てています。呼吸にも似て、アウトプット(呼)がインプット(吸)を呼び寄せているようにも感じています。インプットとアウトプットの適切なバランスはまだ掴目ていませんが、少なくともアウトプットをするためのコストを減らせば、それだけインプット・アウトプットの量も増やせるはずです。
それであれば、アウトプットのコストをどうやって減らすか。それがライフハック大全の音声入力だったり、本書で書かれている「036 断片からゆるやかに「考え」へと到達する情報カードの使い方」、「分賢」といったツールを導入するということなのでしょう。
本書は、Tips集というよりは、どのように知的設計を行うのかというフレームワークを提示している本です。ただ、Tips集としても有用であるし、前述の「ライフハック大全」と併せて使うことで知的設計が捗ることも事実です。こちらも同様にTipsを試しに取り入れてみて、自分なりの知的生活を小さく始めて拡張していくのが良いのかな、と。
どちらの本も、1回読んで終わりという類の本ではないので、読み返して理解を深めつつ取り入れたりカスタマイズして取り入れていきます。まずは「読み返す」というタスクAmazon Alexaに登録するところからスタート。