2回目の病気
なかなかだ。
大学受験の時に腹の病気になって、マジで将来の先行きがわからなくなって苦しさに混乱がないまぜになって半分発狂していたのだが、現在そっくりそのまま同じ感覚がしている。
その、全く同じ感覚というところにだけは安心をしている。ああ、俺は今また病気になって苦しんでいるんだな、と一歩引いたところから客観的に自分を分析できる。
人生で初めて喜びを知った生き物は、それを喜びと認識できずに喜ぶと思うのだが、二回目にようやく、「これはあの時と同じ感覚だ」と認識して、その感情に喜びという名前を与えるのだろう。
だったらなんだという話しだが、少なくとも自分にとっては意味のあることだとと思っている。