春よねぇ。の第九首
川沿いの並木道をウォーキング。
土手の斜面には水仙が咲き、桜の木々も出番に向けて花の準備を進めています。
梅の花は開くタイミングを日々はかっているようで、少しヤキモキ。
季節の移ろいと共に、目にする鳥の種類も増えました。冬の鳥と春の鳥。双方の姿が其処此処に見えます。
冬は寒風にさらされて水面に浮かんでいた水鳥達も、今は水ゆるむ春の水流のなか。寒さが和らいで、見た目にも緊張が解れたようです。
餌を求めて水面を潜る鴨の姿も繁くなってきた気がします。
冷たさ残る二月の風に人間はまだ冬装備。
私達より先に冬の寒さから抜け出した鳥たちを横目で羨みながら、川下へと歩いていきます。
第九首
うららかの川面があやす揺り籠で
三羽の鴨が逆立ちしている
─── 音無桜花
2023.02.17.
春の景色に
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