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雪夜の異物。の第二百四十ニ首

第二百四十ニ首
音もなく眠る世界に唯ひとり
不安を抱えて眠らぬ異物
─── 音無桜花

2025.02.18.

荒れ模様の寒波を前にとても静かな夜です。
夜とはいえ、いつもは感じられる外や近隣の気配も感じないほどに静かな夜。

世界にたったひとり私だけがいるような、そんな気持ちになる夜です。

人も動物も植物も、社会や世界そのものさえ眠っているかのような夜なのに、私だけが眠れずにいる、そんな感じがします。


滅多にない静けさに安らぎと不安を同時に抱えながら、眠れぬ時を過ごしています。



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