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残暑と月と。の第百七十九首

第百七十九首
天をゆく秋に吹かれて涼しげに
弓張月はつれないお顔
─── 音無桜花

2024.09.11.


今宵は上弦の月。
空の彼方は涼しそう。

なかなか去ってくれない厳しい残暑。
私は心身にこたえていますが、秋雲の向こうの弓張月は素知らぬ様子です。


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