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「言葉が出ない」「言葉がはっきり言えない」「吃音」がある我が子にどうすれば良いのでしょうか?

「言葉が出ない「吃音」をなおしたいという
親御さんの相談について 私はいつも

「歌うことから始めましょう」と伝えている
大きく息を吸って 声を出す練習
音痴でも良い 甲高い声でも良い
声質が耳障りと感じても良い
笑顔でのびやかに歌うこと
伸びやかに歌えていたら
「上手に歌えてる」と褒めてあげましょう と

一番大切なこと
第一ステップは 伸びやかに息を吐く 息を吸う
それに 「声」と言う音を乗せる事なのです。

あ〜〜でもいい
う〜〜と
母音だけ 出して歌うのもいいでしょう

上から目線で 子供の目を見つめて 威圧的に
このように歌いなさいと指示すると
喉の筋肉まで 緊張してさせてしまうので
声を
喉を締めて 歌えなくさせてしまうので
教える態度より
一緒に楽しんで歌う姿勢が 望ましいです。

まずは 優しく
「一緒にお歌 歌おうか」と誘って見みましょう
喉を緩めて 笑顔で リラックスして歌う
息をいっぱい吸って歌える事が大切。
昔ながらの童謡がいいでしょう

子供が歌いたがらなければ
ママやパパが笑顔で歌いましょう
子供に語るように 優しくです。

例えば 
『ゾウさん』とか
ゾウさん
ゾウさん
お鼻が長いのね
そうよ 母さんも長いのよ♪

子供は 親の口元を見て
息を吸うテンポを 息を吐くテンポ
口の開け方
くちびるの動かし方を学んでゆきます
学習してゆきます

同じ曲で いいのです
入浴中 お散歩の時
お子さんと手を繋いで お空に向かって歌ってみましょう

ある ミュージカル俳優さんが言った言葉
歌は語るように
台詞は歌うように
素晴らしい名言ですが

日常生活でも
恥ずかしいとは思わず
ミュージカル俳優さんになったつもりで
子供さんに対してだけでなく
旦那さんとの会話も歌うように行ってみましょう
家族で やってみると良いでしょう。

 ママ『晩ごはん できたよ♪
はやく 一緒に食べましょう?♪』

パパ『今 行くよ♪今夜は何かな?』とか

馬鹿げてると思うかもしれませんが
家庭の空気が リラックスして
笑顔が生まれますよ♪
言葉にジェスチャーまでつけてもらえると
笑えます。笑い声も生まれます。

声を出すには
リラックス
息をゆっくり大きく吸って 長く吐く事が大切で
吐く息と共に 自分の声や感情を思いや願いを添えて
人に届けるのが言葉なのです。

私は吃音で 早口で 滑舌の悪さに
長い間 悩み苦しみ  努力し
喋る訓練をしてきましたが
いやいや
62歳になっても
今でも 苦労していますが

人前で喋る仕事をして気がついたことは
「早口」「吃音」があっても
滑舌が悪くても
喜怒哀楽は 魂の言葉は
人を感動させ 伝わるという事です。
言葉はエネルギー 波動なのです。

反対に 美しく発音しても
美しい言葉を並べても
そこに 魂の言葉 エネルギーが無いと
人を感動させ 聴衆の魂には届かないのです
涙を誘う事も 笑顔を誘う事も できないのです。

言葉はエネルギー
言霊なのです。

確かにトーク術は大切です
テクニックは大切です。あった方が良いですが、
それに勝るのは 言霊のパワーなのです。

もっとわかりやすく言うと
『木漏れ日』という言葉
『木漏れ日が』と
木々の隙間から 太陽の光が
眩しくのぞかせ 揺れる木々 風の音
木々の匂いまで感じて イメージして伝える言葉は
聴衆の魂まで届きますが

何もイメージできず
『木漏れ日』と話した時 魂には届かない
人を感動させる事は できないのです。





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