僕が今ここでサッカーをやる理由
僕は小さい頃からサッカー選手になりたいという夢があった。
そして今僕はJ3のSC相模原というチームのセカンドチームにいる。
昔と今の夢の違い、なぜ今僕はこのチームにいるのか、そしてこのチームで成し遂げたい事の3つを正直に書こうと思う。
1.『過去の自分』
父から聞いた話だが、僕のサッカー人生はこの一言から始まった。
サッカー選手になりたい。
幼稚園の年少から地元のサッカークラブで僕の壮絶なサッカー人生がスタートした。
僕は昔からあまりサッカーが上手ではない。
「下手くそ。」
「なんでそんな事が出来ないの?」
「こいつならボール奪える。」
何度もボールを取られ、何度もシュートを外し、何度も悪口を言われてきた。
そして小学生の頃に初めてやつが来た。
「サッカー辞めたい。」
ネガティブな自分だ。
正直、親とか学校の先生とか友達からの期待でサッカーを頑張っていたのかもしれない。
だからその先もサッカーを辞めたくなったこともサッカーがとても嫌いなこともよくあった。
「なんでおれサッカー続けてんだろ」
この葛藤を何回したか、数えきれない。
そんな葛藤をしてる中いつも頭に出てきたのが
プロサッカー選手になりたい
スティーブ・ジョブズの名言にこのような言葉がある。
「他人の意見で自分の本当の心の声を消してはならない。自分の直感を信じる勇気を持ちなさい。」
プロは無理だと言われ、心が折れ、葛藤し、だがその度に僕はプロサッカー選手になりたいという思いがなぜかどんどん強くなった。
これが僕の過去。
2.『今このチームにいる理由』
高校卒業後、僕は関東1部リーグに所属する強豪大学に入学した。
だが僕はサッカー部を諦め、あるチームを選んだ。
それが現在所属しているSC相模原セカンドだ。
理由は簡単で、
プロに近い環境でサッカーがしたかった。
だが正直想像していた環境とは違う。
グラウンドは狭いし、
スタッフは少ないし、
選手もやる気があるのかわからないし、
文句はいくらでも出る
このままだとやばいな。
そこで僕は今シーズンが始まるまでに代表となり、体制を整え、サッカーに集中できる環境ができた。
周りには最高の選手、最高のスタッフ。
あとはもう自分がやるだけ。
理由はプロに近い環境でサッカーがしたい。
ただそれだけ。
3.『叶えたい夢』
自分にとってはサッカーで挑戦できる最後の年。(理由はまた説明します)
「どうせ無理だろ。」
「ただそう言ってるだけでしょ?」
「口だけ。」
多くの人が口に出さないだけで、こう思ってる。
そんなのは幼稚園の頃からよくわかってる。
笑われてもいい。バカにされてもいい。
だが笑わても夢は絶対諦めちゃいけない。
諦めたらその時点で、この先も何かに負けてしまう気がする。
誰がなんと言おうと僕はこのチームで必ずプロになる。
必ず。
加藤永遠の最後の挑戦を是非見届けて欲しい。