Re:ゼロから始めるノーコード生活
イベントでLTしたので早速アーカイブ公開します。
ゴールデンウィークの自由研究として、ノーコードでアプリが作れるAppSheetを使って身近なアレをDX(デジタルトランスフォーメーション)してみました。
スライド
スライドと同じだけど文字に起こしてみます。
ちなみに"Re:"がついているのは、AppSheetの前にAppMakerっていうのがあったけどサービス終了しちゃって、また最初から覚えるってなったからです。
まさかのトリだったので、共演者全員のネタを急遽盛り込む。
発明家の小栗さんのマウスネタ、冨平さんのフォロワーネタ、ニッチほそかわさんのおならネタ、ななみんさんネタは後編に.....
レム愛を示す。
どんなアプリを作ったか
新築戸建てを経験した人ならわかってもらえると思いますが、打ち合わせの度に増える大量の紙を一掃すべく、アプリ開発に立ち上がったのだった。
ここでもレム愛をアピール。
開発のきっかけ
見よこの実物ファイルを。重厚な面持ちで、iPhone 12 Pro Maxの横幅と同じくらい分厚い。
渡る世間は紙ばかりなのか。マスターの色相は濁ってしまった。
アプリの要件
要件を簡単にまとめてみました。自分はいいとして、使ってもらう人たちは紙信者なので使いやすさ重視。
開発の手順
名前は聞いたことあるレベルから、アカウント作成して4時間でほぼ完成しました。本当に簡単だった。誰でもアプリ作れる時代来てる。
ところでAppSheetとは
AppSheetは、Google Cloudが提供する誰でもコードなしでアプリケーションを構築でき、拡張可能なサービスです。
買収したサービスだったはず。今思えばその時にAppMaker終了のカウントダウンが始まっていた...
出来上がり
ブラウザベースですが、AppSheetのアプリならインストールして使えます。
ちゃんとプライバシーポリシーや利用規約の承諾も得られる様に設計されてます。
AppSheetの評価
プレビューのリアルタイム感と操作できるところがよかった。機能拡張は連携でなんとでもなる。
工夫したところ
使ってもらいながらブラッシュアップしたいので、機能リクエストはデフォのやつとは別で作りました。ざっくりとしたアイデアやニーズを簡単に投稿できるものです。
ベータ版だけどOCRは遊べますね。何回か学習させてそれを教師にして読み取ってくれます。例えば見積書などの定型的な書類なら、どこに合計金額があるか学習して、それをデータ化できるので便利。
Signature機能もあって、スマホなら指で書けなくはない。
今回の学び
本当に簡単なので、使わなくてもいいやくらいの気軽さで手を出せます。
デザイン思考的には早くプロトタイプを試したいのでちょうど良かった。
真の目的
気軽に実験できたのが良かった。気が済んだ。
やるかわからんけど次回予告
バーチャルの中でOK Googleしたいんですよね。このスライドの元ネタはエヴァのTV版最終話です。
登壇したイベント
ヒトと知識とテクノロジーが行き交い個人の可能性や価値が拡がるコミュニティのTECH Street
共演者のLTも面白かったし、質問もたくさんあってよかったです。
「あなたにとって自由研究とは?」みたいなプロフェッショナル的な質問があって、「衝動」って答えておきました。好奇心には抗えない。