背後世界:彼の人となりが響く
2017/09/30
背後世界
単純なことをしているように見える一連の行為のその背後には、彼が蓄積してきた複雑な世界がある。
目には見えなくとも、そういうものは確かにある。
彼の場合
例えば、彼の背後には音楽がある。
ドイツ、オーストリア、フランス。
彼が聴き、奏でてきた音楽が、他人の耳には届かないほどの振動ではあるが、確実に鳴っているのだ。
それは、彼の存在に絶大な影響を与えている。
彼が持つオーラから、発する言葉選び、その音の心地よさ、何気ない仕草や姿勢。
こうしたところに、自覚せずとも意図せずとも、彼の背後世界が響いてくる。
あなたが彼を、自分と近しい存在と取るか。
異質の存在と取るか。
彼とあなたとの背後世界のやりとりがある。
誰かを理解するために
誰かを理解しようとするならば、そのときはその人に直接会って感じることが大切だ。
ビデオ通話だってあるが、それでは大事なことがまったく感じられない。
昔、野球の松井秀喜選手を間近で見かけたことがある。
凄まじいオーラを感じた。
本人にその気がなくとも、それは放たれていた。
確かに、私は感じた。
もちろん、相手の人となりを感じ受け取るこちら側にも相応の力が必要ではあるのだろうけれども。
自分の資質や能力を遥かに超える人を前にしては、ただただ驚愕して圧倒されるだけだろう。
より素晴らしい人物と渡り合うためには、自らを練り上げていくことが大切であるように思う。
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