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新人登録販売者研修記⑮

どうも、スケさんです。

最近はまた天候が激しく移り変わるため、気圧差からくる頭痛に悩まされている方も少なくはありません。

ということで今回は頭痛について触れていきたいと思います。

頭痛の種類

頭痛には大きく分けて緊張性頭痛、片頭痛、群発頭痛があります。

緊張性頭痛

主に首肩回りの筋肉が凝り固まってくると発出されるブラジキニンなどの疼痛誘発物質が頭痛の原因となっており、筋をほぐしたり温めたりすることによって血流が良くなると改善しやすいです。

片頭痛(偏頭痛)

主にこめかみ周辺の血管が拡張することによって三叉神経などが刺激されておこる頭痛で血管拍動性の痛み(心臓の鼓動に合わせてズキンズキンと痛むこと)が特徴です。血管を収縮させるためにこめかみの部分を冷やすと改善しやすいです。

群発頭痛

片方の目の奥がえぐられるように痛む頭痛で原因が不明であり、非常に珍しい頭痛です。世界三大疼痛の一つでもあります。

頭痛に用いられるOTC医薬品

頭痛に用いられる成分として主に解熱鎮痛薬としても用いられているイブプロフェン、アセトアミノフェン、ロキソプロフェンナトリウム水和物などがあげられます。ですがこの成分のなかで唯一ロキソプロフェンナトリウム水和物だけが第一類医薬品に分類されています。
群発頭痛は専門的な治療が必要になってくるためあまり効果は期待できないのですが、緊張性頭痛と片頭痛には効果がある成分になります。

頭痛に用いる漢方薬

今回の冒頭にも述べました通り急な天候の変化によっておこる血管の拡張や組織の浮腫みも頭痛の原因になります。その頭痛に効果的なのが五苓散です。
五苓散の成分の中にはチョレイ、ブクリョウ、タクシャ、ソウジュツといったむくみを改善する成分が含まれているため有効とされています。

最後に

今回述べた頭痛のほかに緊張性頭痛と片頭痛の両方の性質を持つ混合型の頭痛もありますので、日ごろからストレッチなどのセルフケアも忘れずに行いたいところですね。私も時々頭痛に悩まされることもありますし、整骨院勤務時代には多くの患者さんを治療しました。やはり人によって原因も症状もそれぞれ違うので頭痛治療は難しいですが探求しがいがあると感じました。
では、また(^_^)/

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