冬コミと年末感

冬コミに行ってきました。31日にいつもやっていたのに、最近は末日じゃないんだな〜とか思っていたら、カタログを見ていたらどうやら10年ぶりなんだそうで。10年前、まだ高校1年だった頃に来たはずなのですが、そんなんだったっけ？人の記憶というのは、たいがい曖昧な物です。

それにしても冬コミというのは行くだけで年の暮れを強烈に感じさせる物ですね。まだ日も出ていない暗く寒い時間に駅まで走らせる自転車。寒い中国際展示場駅から待機列まで歩く高揚感。有明の海から上ってくる日の出。久しぶりにも関わらず、いつもの景色だと思わせる物が、そこには確かにあったように思います。尤も、以前とは違って色々と整理されたり、僕自身何度も通った経験で慣れもあったりと、確実に昔よりも楽が出来るようにはなりましたけど。幸い、今日は日も強くて12月末とは思えないほど暖かったのでかなり楽しく待つことが出来ましたし。

コミケは会場に入ってからが本番では有りますけど、ある種あの待ち時間を楽しむ場所な気もします。沢山の人が共通の目的を持って集まり、会場周辺をノンビリと散歩したりカタログやら地図やらを見て予定を立てたり。そういう、独特の空気感が、年末感を感じるのです。