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妥協点を探ってほしい

開発において、現実的な選択肢を選べる人間は少数です。
僕も含めて一人の人間が思いつく想定なんてたかが知れているから、正解を見つけることは困難。かと言って、複数人いれば正解にたどり着けるかと言えばそうでも無いわけでして。結局皆が皆好き勝手言うばかりで、主張をごり押した人間が決定してしまう。その癖その人がシステムに落とし込むかといえばそうでも無く、後から好きに言うばかりだったり適当に決めて放置したりするので、結果的に責任と負担だけが後ろに後ろに寄って来る羽目になります。
せめて、口出しするならそこは決めてほしいものです。というか決めるか放置するかどっちかにして欲しい。妥協点も何も無く、ただ自分の意見を主張するばかりなのはさぞ楽しいでしょう。耳障りの良い正論で議論した気になっていれば、効率の良い結論を出せた気になるのでしょう。でもそんな風に混ぜっ返し続ければ、正論なんて関係なく破綻する。良い悪いとか関係無く、意味も無く目的がズレ続ける。
開発はシンプルに、ということはそう言うことじゃない。結論をとにかく先に出して、何でも良いから形にする為の一貫性が最重要なのであり、方向性はその過程に過ぎないと思うのです。後から無理やり削るのは、付け足しているのと何も変わらない。

どうにも仕事が長引くと愚痴ばかりになってしまい良くないですね。本当に僕が言えた義理では無いかもしれませんけど、妥協点を探らなければシステムなんて組上がらないと分かってほしいと思わずにはいられません。全部俺が正しいは辞めて欲しい…


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