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煮物に入っている生煮えの「玉ねぎ」

妻が僕の嫌いなものと認識している「一部の玉ねぎ」だけど、その認識があきらかに間違っていたことが判明した。

いや、もう何度も判明している。

20年以上連れ添っていて、何度言っても、まだ、僕の玉ねぎに対する気持ちが理解できていないとは、僕が悪いのか、妻が悪いのか。

うちは料理は僕が作るので、嫌いな玉ねぎが我が食卓に上ることはない。
だから、このことを妻がくわしく知っている必要はない。

だが、たまの外食時、僕にあまり好き嫌いがないがゆえに、まれに玉ねぎで怪しいのが出てくると、「あっ、これ嫌いでしょ!ふふん」という感じに得意げに妻が言ってくるのをぜひ防止したい。

ということで、ここで文章で正しておきたい。

玉ねぎは好きだ

玉ねぎ自体はどちらかというと、好きな方だ。

  • オニオンスライス・・・生のオニオンスライス。これはむしろ好きな部類に入る。

  • 玉ねぎソース・・・みじん切りを炒めたものは、これもむしろ好きなものに入る。

    • 玉ねぎドレッシングも同様。むしろ、選ぶ。

    • カレーを作る前の飴色タマネギなんて、それだけでご飯が食べれる。

  • 炒め物・・・むしろ入っていて欲しい。

  • 煮物に入ったクタクタの玉ねぎ・・・これもOK。好きでも嫌いでもない。というか、気づかない。

    • おでんの玉ねぎ・・・これも好き。

  • 玉ねぎのフライ・・・これもむしろ好き。だが、串カツの玉ねぎは子どもの頃は憎かった。・・・が、今はむしろスキ。

ご覧の通り、ほとんどの玉ねぎはスキだ。
どうだ!という気持ちだ。

嫌いな玉ねぎは以下のものだけ。

つまり、ほぼすべての玉ねぎは、僕はスキ。
嫌いな玉ねぎは以下の通り。

  • 煮物に入っている、生煮えの玉ねぎ・・・クタクタの玉ねぎを予想して食べたら、少しだけシャキッとが残っている。そんな玉ねぎは嫌いだ。

これだけ。
つまり、玉ねぎという素材が嫌いなのではなく、調理法が嫌いなのだ。

例を挙げたい。

カレーに入っている玉ねぎで、少しだけシャキッと感が残っている場合は嫌い。
全部煮えてて、トロンとしている場合はむしろスキ。
カレーにオニオンスライスを乗せちゃったりしてあっても、むしろスキ。
ダメなのは、カレーに入っている生煮えのヤツ。

同じことが、肉じゃがなどにも言える。
というより、煮込み系はすべてそう。

煮えるなら全部煮える、生なら生。それは大歓迎。
だが、半分だけ煮られているやつはダメ。

あとはなんだろう。
ちょっと考えてみると、ポテトサラダに混ぜ込んである生の玉ねぎはちょっと憎いかも。
そうではなく、ポテトサラダの上にオニオンスライスが乗っているのは、むしろスキ。

考えてみれば、予想の食感と異なる玉ねぎ、周りの食感と反した玉ねぎがダメなのかもしれない。

だが、それも眉をちょっと動かす程度

それで、その嫌いな玉ねぎが出てきたとしても、

「あっ、この玉ねぎ、嫌いでしょ。食べてあげようか?」

と妻が言うようなものではない。

ちょっと眉を動かす程度だ。

おそらく、他人が見ていても、気づかないほどの動き。
その程度。

だけど、「クタクタの煮物の中に、ちょっとシャキッとした食感がおいしいよね」とかは全然、まったく理解できない。


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