投資は利他的で寄付が利己的?
東洋経済オンラインで新記事がアップされました。今回は寄付と国際医療ボランティアについて書いています。
https://toyokeizai.net/articles/-/743531?page=6
これは自信をもって言えますが、お金の投資だけを学んでも、本当の投資リテラシーは上がりません。本当に全く。。むしろ知識が偏ってしまって、人生に投資を実装するのが難しくなってしまうのではとさえ思います。
投資と投機の違いを理解することは大切でしょう。そして投資と寄付の違い、投資と選挙の違いなどを、学んでいくと投資の手触り感が大きく高まります。自己投資、研究開発投資、教育投資、インフラ投資など、投資って本当に様々です。
今回の取材で強く学べたのは、ポルポト派によって被害を受けたカンボジアの教育投資だったかもしれません。人を育てるのは時間がかかります。そして人を育てるシステムを作るのは50年あっても足りないのです。
(本文より)「寄付」は「利己」と「利他」という真逆のものと思われがちだが、どちらも社会へ意思をもってお金を投じるという同一の活動である。さらに突き詰めると、投資は人や社会を豊かにするためという「利他」の概念へ、寄付・ボランティアは自分のために行う「利己」の概念に行きつく。
ボランティアをやっている人の多くは、それは自分のためにやっているのだと言います。投資で成功している人は、それは他人のためにやっているのだ、と言います(投機している人は全く別ですが、それは殆どの人の人生に関係ないものだと思います)。
このブログの部屋タイトルにあるような、トウシのトビラを開けていきましょう!