踏絵 聖書 受難 再臨
踏絵 聖書 受難 再臨
初代教皇ペテロもイエスを裏切った。遠藤周作の沈黙で、踏絵を踏んでイエスがそれを許し、私を踏むがいいと言う場面がある。それは、教会で批判され各教会で読むこと禁じられたこともあった。裏切った人間の弱さ醜さ。それをほじくりだす踏みつけにする事態に遠藤周作は怒りを隠さなかった。
その少し前、戦争に反対しきれず、離党し、転向し、信念を貫けなかった悔やむ人間模様を描いた小説が多く書かれた。
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私は、この二つの流れに想いを馳せてきて、忘れ、また思い出す。党に、神に戻る人は、許されたのか、それとも各人自分を許したのか。
また思いを馳せる。