いま「しんどい」と思っている人たちへ①
あなたの居場所は「職場」だけではない。
「学校」があなたの人生すべてではない。
逃げ場は「家」だけではない。
あなたの居場所はあなたが好きなときに、どこにでもつくれる。
なにもかも、あなた次第だ。親や友人、上司の許可なんてなにもいらない。
あなたが理想とする居場所は、あなたがいくつになっても好きなだけどこにでもつくれる。
友だちは「学校」や「職場」でしかつくれないわけじゃない。つくれなくてもいい、つくらないといけない理由も法律もない。つくらないと人間駄目になるなんて現実ありはしない。
友人が少ないから、いないから幸せじゃないなんて他人の意見を聞く必要はない。その人は友だちが多いことが自分の幸せだと思っているから幸せなのだ。
スポーツや吹奏楽をしたければ部活に入らなくてもいい。近所の教室に通って年代の違う人達と混じって練習したって構わない。
勉強は学校に行かなくてもできる。
不登校だって構わない。学校に行かないと損をするのはあなたではない。あなたが学校に行ってくれないと困る人たちだ。
学校に行きたくなければいかなくてもいい。高校も大学も10代でなければ入れないわけではない。あなたが自分から勉強がしたい、資格が取りたいと思ったときに入ればいい。やる気がなければ勉強は身につかない。
あなたの人生だ。あなたが生きたいように生きるべきだ。
好きなことを仕事にしないと幸せじゃない、成功者じゃない、なんてこともない。給料目的で仕事に就いたって構わない。正社員じゃなくても構わない。みんな就活しているけど、自分はやりたくない、しんどいと思ったらやらなくてもいい。新卒で入らなくてもいい。
どんな生き方をしようがあなたの自由だ。50過ぎてから大学に入ったって構わない。脱サラしてお笑い芸人目指したって構わない。あなたがしたいことを、好きなタイミングでしていいのだ。
せっかく教員免許とって教師になったけど、現実がキツすぎて一週間で退職したって構わない。それはあなたの自由だ。罪ではない。
あなたが辞めたいときに辞めて、やりたくないことはやらずに好きなことをして生きたって構わない。
人の得意には個人差がある。他人にとっての面倒なことがあなたにとっても得意・好きなことかもしれない。あなたのできればやりたくないことが他人の得意なこと・自分が代わりにやっても構わないことかもしれない。全員同じことを同じ量・同じ質でやる必要はない。足並みを揃える必要はないのだ。
職場の仕事も同僚と得意な仕事を交換しあったって構わない。誰がやろうが、最終的に仕事ができあがっていればいいのだから。
あなたがつくった資料でなければ絶対に契約が取れないわけではない。そんなこと、あるわけがない。やりたくないことはやらなくてもいいのだ。誰かがやる。
「あの人、面倒な仕事避けてばかりで、いつも私やまわりがやる羽目になる」と思っているならあなたもやらなければいい。
なぜ、「あの人がやらない仕事」をあなたがしなければならないのだ。
「だって他にやるひとがいないから」「私がいつもやってるから」「私しかできないから」
なら、他の人に頼めばいい。「私いまこの仕事やってるからあなたが今日やってくれませんか」と言えばいいのだ。
あっさりと「わかりました、やっときますね」というかもしれない。「やったことないので教えてもらえますか」というかもしれない。そうしたらやり方を教えればいい。
「あの人ずるいよね」と思ってるなら、昼休みに同僚と愚痴っていないであなたもやらなければいい。誰かにやってほしいならそう言えばいいのだ。あなたがやらなくてはいけない理由なんてない。
上司に「やってくれないか」と言われたら「他の人にお願いできませんか」と言えばいい。「君しかできない」と言われなら「やり方教えてくれればあの人やってくれますよ」と言えばいい。あなたが休んだとき、誰かが絶対にあなたの代わりにやっているはずだ。あなたしかできないなんてことはない。
あなたが仕事を休んで、会社を辞めてあなたが損することなんてない。あなたがしたいように過ごせばいい。あなたに辞められて困るのは会社の人間だけだ。会社が成り立たなくなるなんてことはない。それが本当なら、あなたが入社するまでその会社は成り立っていないことになる。そんなアホな話はない。あなたが来るまであなたのポジションにいた人はいくらでもいる。あなたがいなくなったら代わりの人が入ってくるだけだ。
何度でも言う。あなたの人生だ。他人のために気を使う「他人の人生を生きる」必要はない。
法を侵さない限り、条例違反でない限り、礼儀に反しない限りそれはあなたの自由だ。
我慢しないでいい。ひとりで抱え込まなくていい。しんどい、辛い、もう嫌だと思ったら離れていい。行かなくていい。やらなくていい。
それでもあなたの人生に意味はある。意味がないなんてことはない。生きることに意味がある。他人と比べても幸せかどうかなんてわかりはしない。
他人の成功例は他人のものだ。同じことをしてあなたが幸せになるとは限らない。あなたの幸せはあなたにしかわからない。他人に評価されるものでもない。
好きなことだけをして生きていいのだ。あなたが楽しいと思ったことだけをして生きていいのだ。
どうか、他人の人生を過ごさないでほしい。しんどいだけだ。あなたも本当はずっと前からその事に気づいているはずだ。
どうか、こころのままに生きてほしい。それがあなたの幸せなのだ。