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日曜日夜に開かれる学校とは?

こんばんは。とおるです。


学びは生活の中にたくさんあります。
大切なのは正しく学ぼうとする姿勢です


今、私の働いている店舗で日曜夜に
日本語学校が開かれています。

と、いうのも私のいる街は
海外からの留学生が多く、
時には留学生が飛び込みで
アルバイトの面接に
来るくらいなんです。

今までも中国、フィリピン、タイ、
スペインの方を雇ったことがあります。
その度、それぞれの国の文化、風習、
宗教の違いから度々問題が発生します。


例えば、料理の盛り付けは
何度教えても綺麗に出来ない、

夜の休憩時間の時間帯は宗教上、
断食の時間でご飯が食べれないから
時間を変えてほしい、

宗教で豚肉は食べれないから
まかないを牛肉にかえていいか等。

そして現在店舗には
バングラディッシュからきた
留学生が3人働いています。
それぞれをM君F君S君と言います。

3人はそれぞれ日本に来た
目的も時期も違うため
日本語の習得状況も違います。

3人に日本に来た目的を
聞いたことがあるのですが、
3人で共通していたのは
日本語を覚えたいでした。


日本語を覚えた後の目標を
聞きましたが、
まだ日本語を習っている時なので、
説明が難しく、教えてもらうことは
出来ませんでした。


そんな彼らに今、
店内では日本の大学生が
休憩時間に日本語と片言の英語で
日本語学校を開いているんです。


日本には4季がある事、
各季節の催し、食べ物など
日本の文化を教えています。

春はお花見。桜の木の下で
料理とお酒を飲み食いし
華の美しさを楽しむ。

夏はお祭り、花火大会。
浴衣を着て澄んだ夏の夜空に咲く
花火の壮大さを感じる。 

秋は紅葉。紅葉狩りをし、
赤と黄のコントラストを楽しむ。

冬は雪となべ料理。
寒い中、身を寄せ合って
大人数で鍋を囲み
皆で一つの料理を食べる。
などです。

まだ、日常会話ですら
ままならない彼らには、
役に立つ知識ではないかも
しれません。


しかし、役立つかわからない話でも
彼らは途中で席を立つわけでもなく
熱心に話を聞いています。


そんな彼らから学びました。

彼らは朝起きてから夜寝るまでに
多くの学びがあり
正しく学ぶ姿勢があります。

なので教えてもらっている事に
反論とかしません。

彼らが学ぶことは
日本での生活そのものと言えます。


だから大学生に日本語を
教えてもらっている時、
3人の留学生は
質問をする以外は
真剣に黙って聞いています。


そして彼らのその姿勢は
仕事にも表れています。
わからない事は必ず聞く。

もちろん指示の言葉の意味が
わからない時もです。

言われた指示は必ず
「わかりました」
と指示通りに実践してくれます。

ホントに真面目です。

その真面目さから
彼らにはルーティン作業を
設定しています。

それは3人で洗い場を
きれいな状態に保つこと。

なので彼らの出勤時の洗い場は
いつも以上に奇麗に保たれています。

教えてもらったことを実践し、
期待以上に成長してくれています。

おかげで言葉は
まだ完全に通じませんが、
大学生達はどんどん仕事を
留学生に教えています。

そして出来るようになったことを
皆で喜んでいます。


彼らにとっては仲間との会話や
コミュニケーションも学びなんです。

彼らを見て分かったのは
学びは日常の至る所にあるということ。


何かを学んでいるあなたも
留学生と同様に目や耳から
入ってくるものに意識を向けながら
生活してみてください。

そして気になった事、心に刺さった言葉をメモ(アプリでもいい)するだけでも
立派な学びとなります。

いずれ毎日が学びの連続となり
今まで気にならなかった普段の会話や
人のしぐさが目にとまるように
なってきます。

こうなると学ぶ事が日常的になり
楽しくなってきます。

PS.ここ数日で
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表では語れない事も語ってます。




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