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日本に行ったら何したい?外国人に聞いてみました。

東京に四度目の緊急事態宣言が発令されました。変異株の感染力が強いことで不安に思われている方も多いと思います。今のような状況では、後ろ向きの情報が取り上げられることが多いようですが、できるだけ前向きになれるような、ポジティブな情報を探してみました。

ワクチン接種率が世界平均を上回りました。

Our World in Dataの統計によると、7月6日現在の日本のワクチン接種率は27.42%、アジア平均や世界の平均をすでに上回っています。少しづつではありますが、今後の接種率も上がってくるでしょう。

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(引用元;Our World in Data)


そして先日、海外在住の外国人にヒアリングする機会がありました。
今度日本に行ったら何がしたい?と聞いてみた結果、このような回答がありました。

1. 本場の日本食が食べたい!

今や世界各国で人気の日本食。ぜひ日本で味わってみたいと多くの声が寄せられました。お寿司やラーメンはもちろんのこと、お弁当を食べたいという声の他、カツ丼やラーメン、鉄板焼きや懐石料理などカジュアルから本格的なものまで、様々なバリエーションを試してみたいという意見でした。

日本食に対して興味を抱いたきっかけは、日本のアニメやドラマを挙げる外国人は多いです。主人公が美味しそうに食べていたかき氷や鯛焼きなど、いつか実物を食べてみたいという気持ち、わかる気がします。


2. 一度は旅館に泊まってみたい!

ジャパニーズスタイルホテルに泊まってみたいと回答がありました。旅館や民宿のような、日本独自の温泉や和室を一度は試してみたいという外国人も結構います。館内で浴衣を着たり、それ以前に、裸足で畳を歩いてみたいと仰る方など。

外国人にとっては、旅館は単なる宿泊施設ではありません。日本の文化にどっぷり浸ることができる、多彩なアトラクションを備えた体験施設なのです。

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3.  家族や友達がオススメする場所に行きたい!

家族や友達が行ったことのある場所に自分も行きたいという意見が複数ありました。観光地にこだわらず、知人が留学していた地域や、家族を助けてくれた観光案内所などです。

手軽にうつくしい現地の画像や情報が入手できる時代ですが、やはり自分の目で見たい、空気を感じたい、体験したいという願望があるようです。

SNSやインターネットで入手した情報を参考にしながら、知人に一度聞いてみると言っている人もいました。インターネットの情報を鵜呑みせず、直接人の話をきいて、情報が信頼できるものかを確かめてみることも大切なことなのでしょう。ありふれた情報よりも信頼できる生の声、外国人の本音が聞けました。

いかがでしたでしょうか?
 
目新しい情報を求めている方々にとっては、これらの回答では少し物足りないように感じることもあるかもしれません。

けれど、目まぐるしく情勢が変化する中で、旅に出たい人々の純粋な気持ちに触れることができて、外国人の視点を通じて日本の輪郭がはっきりと見えてきたような気がします。

旅の目的は人それぞれだと改めて思いました。例えば私の場合、今日本で流行のマリトッツォをイタリアの本場で食べてみたいし、アフリカに行ったなら、自然あふれるサファリでグランピングしてみたいと夢見ています。

映える写真よりも生の声


そんな旅をより良いものにするためには、映える写真や一方的にすすめられる観光地の情報よりも、その土地に詳しい方や現地の知人に相談してみたいと思っています。

海外と自由に行き来できる時がいつになるのか今はわからないけれど、夢見る時間がたっぷりあるのは幸せなことですね。

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