見出し画像

洪牙利旅行記①~空路でGO~


皆さんはハンガリーという国名を聞いて、具体的なイメージをすぐに思い浮かべる人はあまりいないのではないでしょうか?


画像3



ハンガリー


正式名称はハンガリー語で「Magyarország(マジャロルサーグ)」といい、国土面積は約9.3万平方キロメートル(北海道より少し大きい)・人口約980万人の中欧の共和制の内陸国である。


日本とは直線距離で約8,900キロメートル離れており、なかなか馴染みのない国の一つであることでしょう。


今回は、日本から見て遥か西方の内陸国家・ハンガリーに渡航した時の詳細を記録していこうと思う。

初の海外旅行

画像1


僕は今までに2回の海外渡航したことがあります。

1度目は大学2年生の時に、海外短期農業研修で訪れたタイで、2度目がハンガリーへの渡航です。

一人での海外旅行、しかもあまり馴染みのないヨーロッパの国ということで、周囲からはなぜハンガリーに行くのか不思議がられたが、理由は主に2つある。

1つ目は「あまり馴染みのない国に行きたかったから」です。

ヨーロッパの観光地としてメジャーな国は、イタリア・ギリシャ・フランス・ドイツ・スペイン・イギリスなどが挙げられる。

一方で、ハンガリーやバルト三国・チェコ・スロバキア・モルドバなどの主に中・東欧諸国は一般的に観光先としてのイメージはあまりない。

日本人にあまり馴染みのないという国ということは、日本人もほとんどいない、かつ、一人で行くことで日本で味わえない非日常を十分に味わいたかったのです。


2つ目は、「物価が安いこと」です。

ハンガリーはEU圏内ですが、共通通貨のユーロは導入しておらず独自通貨の「フォリント(Ft)」を導入している。

画像4


1フォリントは日本円で約0.5円、つまり、物価は日本の約半分なのです。

この物価の安さについては別の項でも詳しく記しますが、今回の旅行で訪れた約6日間で使ったお金は約12万円ほど。

イタリアやスペインなどの有名な観光地が多い他の欧州の国で同じ期間旅行すると、大体20万円以上はかかるので、お金を節約したい学生にとって意外と穴場な旅行先でもあるのです。

そのような理由から、ハンガリーに行くことを決め成田空港へ向かったのです。

画像6


画像5


日本からハンガリーへの直行便は運行されておらず、カタールのドーハを経由して向かうのが一般的です。

ドーハ行きの便は22:20分と成田空港を出発する便の中では最も遅い便で、夜な夜な日本を離れることになりました。

QATAR AIRWAYS

画像2

今回、日本とハンガリー間の飛行機での移動(往復計四回搭乗)は全てカタール航空を利用した。

カタール航空は中東の国、カタールのナショナル・フラッグ・キャリア(一国を代表する航空会社。日本ではJAL・ANAがあたる)で、世界150都市に就航する世界的にも有名な航空会社です。



オイルマネーで潤った中東の航空会社はサービスがとても充実しているッ!

画像8

カタール航空のビジネスクラスやファーストクラスの座席は徹底的にプライベート化がなされていて、色合いも高級感がある落ち着いた雰囲気担っています。

食事もかなりクオリティが高く、世界トップクラスのシェフが提供する、料理・飲み物はどれも素晴らしい一品ッ!


けれど、学生身分の僕は、エコノミークラスでの移動ですみました。(早くブルジョワを味わいたい笑)

画像7


成田を出発してしばらくしたら、夕食ということで上の写真の食事が提供されました。

ナチュラルウォーター・パン・トマト煮込み?的なやつ・サラダ・プリンが提供されたのですが、味付けも日本人の舌にあった味でとても食べやすくおいしかったですね!

画像9


座席についていたスクリーンには現在地を知らせるナビゲートが表示されていました。


画像10


時間帯が日本より遅い地域に向かっているので、なんか過去に戻っているような気分w

寝たりして過ごしながら約10時間後、トランジット先のカタール・ハマド国際空港に到着した。


中継地のハマド国際空港

画像11


画像14


ハマド国際空港には現地時間で真夜中に到着しました。


眠い目をこすりながら乗り換え先のゲートまで向かう。

画像12


飛行機を降り、ムワッとした生暖かい空気が皮膚をかすめると、ここが中東であることを実感させられる。




ハマド国際空港はとにかくデカい





画像13


成田空港や羽田空港よりも規模は大きく、その大きさゆえに空港内に移動式の乗り物(モノレール的なやつ)が運行されています。(上の写真の左側を運行しています。)

画像15


「おおおッ・・・アラビア語ッ!」


この案内板を見て、日本語など一ミリもない外国に来たことを改めて実感したと同時にワクワクとした、好奇心と少しの緊張が混じった感情が込み上げてきたものです。


画像16

「ニューヨーク、ニース(フランス)、アルビール(イラク北部)、エンテべ(ウガンダ)、マニラ・・・」

見たこともない地名と、少しばかり知っている有名な地名が混じった行先表示を見て、世界中の様々な都市とつながっているのだなと思いました。


画像17


荷物チェックを終えて、ハンガリー・ブダペスト行きのロビーまで向かう。


出発まで、二時間くらい時間が余っていたので、フリーWi-Fiをつなげてパソコンで作業をして過ごしました。


画像18


夜が明けてきた頃、ブダペスト行きの便の検札が始まった。


色々な国のパスポートを携えた人の列が次々とゲートを通って、バスに乗り込む。

画像19

飛行機が駐機している場所まで移動している最中に見えた空港の景色。


奥のほうにうっすらとアラブの発展した街並みが見えました。


画像20

駐機している場所に着き、バスを降り、タラップから機内に入る。


さて、ここからまた5時間以上のフライトを過ごすことに。


砂漠から平原へ

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?