小笠原村滞在記①~南国の東京~
東京都とは実に面白い地域です。
新宿や渋谷、六本木に代表されるような巨大なビル群と雑多な人々がある都心部。
飲食店などのスポットや自然や住宅街が立ち並ぶ多摩地域。
そして、豊かな自然と個性豊かな島々が並ぶ島しょ部。
今回は、そんな東京都の島しょ部の一つ、小笠原諸島全域を占める小笠原村に渡航した話を書いてきます。
丸一日の船旅
東京都小笠原村は、東京都心部から南に約1000km南の太平洋に位置しており、日本最南端の沖ノ鳥島と最西端の南鳥島も含まれています。
そんな小笠原村に向かう手段は客船「おがさわら丸」のみ。この移動で丸一日をかけて東京港・竹芝桟橋から小笠原村・父島二見港へ向かいます。
しかも、おがさわら丸は週一しか運航しないので、一度入村したら一週間小笠原村に滞在しなくてはいけません。
離島ライフサイコーーー!!笑笑
午前11時に竹芝桟橋を出港し、翌日の午前11時に二見港に到着します。
船内の客室は、二等和室・二等寝台・一等室・特一等室の4つがあり、僕は二等和室で過ごしました。
二等和室は写真のような部屋になっており、他のお客さんとの距離が狭くなっています。
特一等室はツインベッドで、机もバスもトイレもあるので、THE・船旅という感じですね!
サメバーガー
僕らの目的は母島に向かう事だったので、父島二見港に入港した後、母島行きの客船「ははじま丸」の出向時刻まで散策することにしました。
昼時だったので、近くの店にあった「サメバーガー」なるものを食べた。
サメバーガーは、父島近海でとれたサメ(どんなサメかは忘れてしまったが)を使ったハンバーガー。
味は、マクドナルドのフィレオフィッシュみたいな味に似ていると言ったら、いささか自分のチープな舌加減が露呈してしまうので、実際に一度食べてみるのがおすすめです。(↓サメバーガーの見た目もフィレオフィッシュっぽい)
他にも、島名物としてウミガメの肉を使った島寿司もあるのだとか。
結構それが美味らしいとのこと。
母島へ
父島からさらに約三時間、父島から南方約50kmの場所に母島はあります。
母島が停泊する港は沖港といい、沖港周辺に母島住民のほぼすべて(300人くらい?)が居住しています。
母島自体は約20㎢あり、南北に細長い形状をしています。
都心部では嫌というほどいるカラス・鳩・すずめの代わりに、母島でしか見られない特別天然記念物のハハジマメグロやメジロ・天然記念物のアカガシラカラスバト(普通のカラスや鳩より断然美しい)が島内でよく見かけます。
そうそう、あと島内には信号機もないです。
二週間の母島での生活が始まったッ!!
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