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Photo by
uenomanga
2回目の三者面談
夏休み前の三者面談があった。
当初予定してた日がフリースクールのイベントと重なり、個人面談になったが、担任の先生から、「夏休みの課題・テスト範囲とテストを受ける別室について、本人に伝えたい」と言われ、次の週に改めて、三者面談をすることになる。
その日帰宅後、長男に伝え了承してくれたが、この1週間ずーっと「学校行きたくねぇ」と言っていた。それを聞くと、こちらも心が重たくなった。
いつも私が家から出る前に、声をかけると大体起きるのだが、三者面談の当日は起きてこなかった。
10時半頃に起きてきてゲームをするが、あまり会話をしたくない雰囲気だった。
私は一旦夕食の買物へ行き、長男の気持ちを上げるため、スタバでピーチフラペチーノを買い、ご機嫌を取る。
フラペチーノを飲み終え、時間が迫ってきたが、のそのそと制服に着替える長男に、少し焦るが、学校に向かうことができた。
下校時間と重なり思ってたより生徒が多く、同級生に声をかけられ、手を振ってた。私は少し不安な気持ちになる。
職員室で先生に声をかけ、教室では無い部屋で近況などを話す。
生徒がいなくなった頃を見計らい、テストを受ける予定の別室へ移動し、夏休みの課題やテスト範囲について、説明を受けた。
それから「テスト前に、一度別室の雰囲気を体験してみるのはどうか?」と先生から提案されて、小さな声で「はい」と答えていた。
長男は久しぶりの学校で、緊張や気疲れをしたと思う。
今回の三者面談で、長男の学校に対する思いが見えた。最近は週に数回はフリースクールに通い、元気になったように見えるが、学校には行きたくないという気持ちが、まだ強いのだと分かった。
帰ってきてからは、不機嫌では無く、いつもと同じように過ごしている長男を見て、ほっとした。