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小2道徳の授業から、どちらもあっていいけど、どちらにするかは自分で決めることを学ぶ

小学2年生の長男の授業参観、今回は道徳の授業でした。

教育出版の道徳の教科書をもとにした「はりきりパンダとだらだらパンダ」というテーマでした。

あやちゃんという女の子とぬいぐるみのパンダ。
毎日学校から帰ってくると、ぬいぐるみのパンダが部屋で待っています。
あやちゃんが気分が良くて元気な時ははりきりパンダになって応援してくれて、宿題も一気にできてあやちゃんはいい気分になります。
でもあやちゃんが元気がなくて疲れていると、だらだらパンダになって、後ででいいじゃ〜んやらなくていいじゃ〜んと誘います。

さぁ君があやちゃんならどうする?

っていうお話です。

子どもたちは、
つかれてるからぎりぎりにやる!とか
先にやった方が気持ちいいから(やるべきことを)先にやる!とか
素直に発言していました。
家に帰ってきて、だらだらパンダに誘われた時、自分があやちゃんだったらなんて言うか?あやちゃん役とパンダ役になって言葉にしてみましょうという時間もありました。

ぬいぐるみが話すように、目に見えて、言葉を発してくれればいいけれど。
実際は、だらだらパンダは寡黙です。ひっそりと、今日は見ないふりをしてくれ、と影を潜めています。
だからまずは、自分の中のパンダに気づくことから。

ちなみに息子の先生素晴らしいと思ったのは、「だらだら・はりきりどちらもあっていいです。」とちゃんと伝えていたこと。ずっと張り切ってたら疲れちゃうもんね〜って。でもだらだらパンダに気付けたとき、今日みたいに話をして、だらだらパンダをはりきりパンダに変えてもいいかもしれないね、と。

やるべきことは大小様々毎日あるし、人生の色んな場面で自分を奮い立たせて行動することって大切。
自分が決めて行動できたときは、満たされた気持ちになる。
その満たされた気持ちを、できるだけ多く味わいながら生きていきたいし、子どもたちにもたくさん味わってほしい。

そういえば今度、息子と一緒に漢字検定を受けることにしました。
急に何の話 ですが、日本漢字能力検定のサイトにメンタリストDaigoさんのコラムで「人間は自分で決めたものに価値があると感じる生き物です。」と記していて思い出しました。
自分で決めることが大事、色んなところで言われていることではあるけど、忙しいと忘れて物事をこなすように生活してしまう。

だらだらするのもはりきるのも、自分で決めたら満足感の質がかなり上がりますよね。
今、どちらのパンダと仲良くするかは、自分次第。


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