業務日誌 2019/05/15
こっち見んな。
朝、昨日のGoProショックの予熱で、観光協会襲撃を決意し、「マジ、パネぇっす。絶対買ったほうがいいっすよ（とりま自腹で。安いやつでも）」とわめき、西和賀産業公社への階段を駆け上がり、「チャース！」と挨拶をし、そこから沢内庁舎に向かうと見せかけて湯田庁舎へ寄り道し、GoProを貸してくれている職員に「サイコー！」とだけ伝え、ふるさと振興課に寄って岩手県からの刺客と北上市からの刺客に「GoProゴイスー！」と叫び、ようやっと沢内庁舎に向かうと見せかけて、途中で車を止める唐仁原。
おまえ、いつになったら登庁するんだ。
車を止めたのは、先日、ステキな桜を見たここ。
「ちゃーす」と玄関から声をかけるも反応なし。家主は裏の田んぼにいた。
「いやあ、見事な桜で」から切り出して、よもやまな話をする。
10時頃に今度こそ庁舎にたどり着く。いいんだよ。だって8時半前から仕事の話してたんだから。寄り道先ではずっと仕事の話しながらたどり着いてんだから。
昼飯は農家食堂およねへ。
「この近くにコンビニはありますか？」と言う人たちに、「コンビニはないですけど、パッと見、やってるのかわからない個人商店でも意外とやってますよ」と丁寧に教える。（ほんとはもっとちゃんと丁寧に教えましたともさ。）
日替わり定食750円也。揚げ出し豆腐に行者にんにくを刻んだのんが乗ってるのんがおいしかった。おいしかったわー。ソフトフォーカスフィルターでもかけて、もっとおいしそうな写真にする努力をしなさい、俺。
店を出たところで、観光案内板を見ていた「モンキーレディース」に遭遇。何を言ってるのかわからねーと思うが、本人たちがそう名乗ったのだからしょうがない。
仙台から弁天島を見にやってきたという3人の女性。「こんなにいいところはないね」って言う。もっと町民に言ってやって、言ってやって。俺自身は、こんなにいいところはない、とまでは言えない。おもしろいところだとは思っているけど。だから「こんなにいいところはない」って心の底から思ってる人は町民にガンガン言ってやって。
県道1号を走ってきたというので、帰りは東側幹線をオススメしておいた。
午後、1ヶ月の活動を振り返るため、俺のお世話をしてくれている直幸さんと、課長と推進監とでお話。このメンバーはなんだかちょっと愉快である。
あと、庁舎裏のわらび。
＼(^o^)／ ＼(^o^)／
わらびの後ろに見える庁舎の屋根。老朽化。いろいろと待ったなしである。
定時より早めに庁舎を出て、巣鴨養蜂場の事務所へと向かう。父娘でやってる養蜂家さんで、「娘」とはFacebookでひょんなことから知り合い、「父」とは初対面。（実は先日のジャズライブでニアミスしてたのだが。）
「父」＝正利さんとの話は面白かった。はちみつづくりにしろ、町づくりにしろ、外からの目線を、内がどう受け止めるかだな、と感じた。
おみやげももろた。
うぇっへっへ……。
さらに3軒くらい隣で丸太をブリブリ斬ってるwaranoueの藤原 隼さんを誘って、靴工場跡へ。
準「おもしろいとこだなー。なんでもできそうだね」
俺「でしょ」
準「でも、どうせなら、全部一から作ったほうがもっとおもしろいぞ」
いきなりスケールでかいねん。
今日はまだまだ終わらない。
人生初ピラティス。
ゆう林館で、週に1回、姉の朝子さんがピラティスを、妹の由佳さんがヨガを交互に教えている。由佳さんのヨガ講座を受けて、体が鈍っているという事実と向き合うことにした俺は、朝子先生のピラティス門も叩くことにしたのだった。
おう。
ピラティスな。わけわかんねーぞ。
まず呼吸がわかんねーぞ。
やったことのない動きすぎて、自分の体が今どうなってんのか、時々わかんなくなるぞ。
やべーぞ。
おうちに帰ってからもいろいろ考えることがある。鯖を食って考え、にんにく味噌を食って考え、ぷちぷち大根を食って考え、チーズを食って考える。
いろいろ考えてたら、すっげえ話題が降ってきて考え込む。
？？？「寝て起きて寝ろ」
せやな。
おやすみなさい。
唐仁原 俊博 a.k.a. 西和賀町のやべーやつ / とうじんばら としひろ
岩手県西和賀町 地域おこし協力隊 / 演出家 / エンハンサー / エンチャンター
大学生・怠惰な生活・演劇の三足のわらじで、京都大学を10年かけて中退した、元フリーランスライター。ほんとは大してやばくないけど、最長3年の任期をフル活用するためにも、やべーやつを名乗ることにした。
ほんとに大してやばくない。
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