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障がい者雇用で働き始めて一か月

 障がい者雇用で働き始めて一か月になる。事務職で採用され、今は現場の事務業務の代行のような仕事をしている。最初はあまり仕事がなく、朝から夕方まで時間を適当に潰して過ごしていたが、最近になってようやく仕事を振られるようになった。多少忙しくなった。
 
 障害への配慮は特には感じられない。周囲は私より若い20代が多い。怒鳴り散らす人はパワハラをする人もいないので、「感情的に怒鳴り散らさないでほしい」という私の要望はかなっていると思う。人に恵まれた環境にいる。それに加えて特筆すべきは年収の高さだろう。提示された年収は430万円だった。月に額面30万円にボーナスがついてこのお値段というわけだ。今までの経験を買われたらしい。

 私は今回の転職活動で建設業界からの脱出を目論んだが、ことごとく書類で落とされ、結局同じ建設業界であるゼネコンの事務におさまった。普通の就職ではなかなかたどり着けない内勤業務である。正直ラッキーだと思った。転勤はない。これも恵まれている。建設業界から脱出できなかったことを除けば、100点満点の転職だったと言える。お金さえもらえれば文句はない。これが正直なところである。やりがいは二の次である。

 統合失調症の症状も落ち着いている。ほとんど健常者と変わらないレベルで働けている。そしてラッキーなのが障碍者年金である。症状がひどいときに申請したので元気に働けている今でも年金を受給できてダブルインカムとなっている。おそらく来年の夏には更新できなくなるだろう。それまではボーナスタイムである。

金融資産も最近500万を突破した。そのうち85%はJEPQというアメリカの高配当インデックスファンドを買っている。今では配当収入が月2万5000円ある。これをコツコツ再投資し、自分年金を作っている。今は実家暮らしのため、月15万円は投資に回せるようになった。本当に恵まれていると思う。

 一方で結婚の方は絶望的な状況にある。持病に加えて契約社員という非正規雇用である。年齢も30代半ばなので年齢の壁も迫ってきた。実家を出るのは親から反対されており実現できそうにない。それに加えて親の介護の時期が迫りつつある問題もある。持ってあと10年だろう。時間は限られている。そのため結婚はほとんど諦めている。再来年あたり婚活に挑戦してみようとは思ってはいる。

今回の報告は以上であります。ここまでお読みいただきありがとうございます。

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