自分の心は自分で満たしてあげる
人にはそれぞれ心があってその満たされ方は10人いたらみんな違う。
子どもの頃は、欲しいものは親にねだって、食べたいものはリクエストしたら出てくる、そんな人もいたかもしれない。
でも、ある程度大人になってきたら自分で自分の心を満たせるようになりたい。たとえ、好きな人や愛する人がいないと満たされない、と思う人でも。
「好きな人」がいるってとても幸せだと思う。
寂しがりやにとってはその寂しさを埋めることになるし、仕事を頑張るエネルギーになるし。
すごいのは「好きな人」がいると見える世界が変わること。ちょっとした何気ないことが全部幸せに感じる時だってある。精神安定剤と言っても過言ではない。それぐらい好きな人って二次元であれ、何であれ影響力が大きい。
しかし残念ながら、その幸せが永遠に続くことはない。愛する人は明日いないかもしれないのだ。もしかしたら振られるかもしれないし、この世からさよならをしているかもしれない。引退して一般人となってしまうかもしれない。そんなことは誰にもわからない。
だから、誰かに依存することなく自分の機嫌は自分で取れる方が幸せだと思う。日々の暮らしでよかったことを振り返ってみたり、お金やちょっと時間をかけたら心を満たせるようにしたらいい。
人と人は支え合って生きていくものだけど、人は支柱や養分にするのがいいと思う。根や土にしてしまったら、いなくなった瞬間もう伸び代がない。枯れるしかなくなる。
人は弱い存在だけど、背水の陣になると思わぬ力を発揮できるし適応できる。コロナでオンラインが当たり前になったように。
私はストレングスファインダーで「慎重さ」が2番目にある。たくさんの人に囲まれて、救われて今の人生があるからこそその人たちを失うのがとても怖くて仕方がない。だから、人に支えてもらう度、幸せを感じさせてもらう度に、失うのが怖くて仕方がない。
同い年の友達が去年2人亡くなり、突然人はいなくなることを実感した。
そして、私の一番の幸せは好きな人といることだと思う。
そんな人がいなくなった瞬間自分は生きていけるのかとても心配である。
だからこそ、感謝は常に伝えたいし、後悔のない人生を生きたい。
そんな私の他の幸せの満たし方は寝ることと、食べること、卓球をすること。身近なところに幸せは転がっている。
それではまた会う日まで。